Appleは先日「iOS 16.2」のRC版をリリースし、正式版の一般公開は来週と予想されています。
そのiOS16.2における12の主要な新機能や変更点について、MacRumorsがまとめています。
- Apple Music Sing
- Advanced Data Protection(高度なデータ保護)
- Freeform(フリーボード)
- 服薬と睡眠ウィジェット
- 新しい常時表示オプション
- Live Activities(ライブアクティビティ)でプロスポーツのライブスコアに対応
- AirDropの新しい仕様
- 新しい「ホーム」アプリのアーキテクチャ
- その他

Apple Music Sing

Apple Music Singは、Apple Musicアプリの歌詞表示に新たに追加されたカラオケ的な機能であり、数千万曲の楽曲を歌いながら楽しむことができるようになります。この機能により、ユーザーは楽曲のボーカルの音量を下げて、リードボーカルやバックボーカル、あるいはデュエットなどを歌うことができます。
iPhone 11以降、一部のiPad、最新のApple TV 4Kなど、A13チップ以降を搭載したデバイスに対応しています。
Advanced Data Protection(高度なデータ保護)

iOS 16.2では、「高度なデータ保護」機能が導入され、メッセージのバックアップ、写真、メモ、リマインダー、ボイスメモなど、多くのiCloudデータカテゴリでエンドツーエンドの暗号化が拡大されます。
Appleによると、Advanced Data Protectionは現時点では米国ユーザーに限定されており、2023年の早い時期に他国への展開が開始される予定です。
Freeform(フリーボード)

iOS 16.2には、Appleの新しいデジタルホワイトボードアプリ「Freeform(フリーボード)」が追加されています。このアプリは自由に使えるボードを作ることができ、絵を描いたり、付せん、テキストボックス、図形、写真、ビデオ、リンク、PDFなどを挿入することができます。このアプリはiPadとMacでも利用でき、FaceTimeやiMessageを使って他のユーザーとリアルタイムで共同作業を行うことができます。
iPadではApple Pencilに対応しており、iPhoneでは静電容量式のスタイラスを使うこともできます。
服薬と睡眠ウィジェット

iOS 16.2には、睡眠と服薬という2つの新しいロック画面ウィジェットが追加されています。睡眠ウィジェットでは、直近の睡眠状況と睡眠スケジュールを表示でき、服薬ウィジェットでは、投薬スケジュールにすばやくアクセスすることができます。
新しい常時表示オプション

iOS 16.2では、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxの常時表示モードにおいて壁紙と通知を非表示にすることができるようになります。これにより常時表示モードでのロック画面は、Androidデバイスで見られるような、黒一色のシンプルな見た目にすることができます。
設定 > ディスプレイと明るさ > 常時表示 から設定できます。
Live Activities(ライブアクティビティ)でプロスポーツのライブスコアに対応

iOS 16.2は、Apple TVアプリ経由でスポーツスコアのライブアクティビティに対応しました。これにより、iPhoneユーザーはMLB、NBA、プレミアリーグの各試合のライブスコアを、ロック画面やiPhone 14 ProモデルのDynamic Islandで一目で確認できるようになります。
プレミアリーグの試合では、Dynamic Islandに各クラブのゴール数がライブ更新されるスコアボードが表示されます。さらに、Dynamic Islandを長押しすると、経過時間や実況が拡大表示されます。iPhone 14 Proがロックされている場合、あるいはその他のiPhoneモデルでは、スコアはロック画面のバナーで表示されます。
設定するのは、TVアプリを開き、対応する試合の「フォロー」ボタンをタップします。Appleによると、米国とカナダのユーザーはNBAとプレミアリーグの試合で、米国、カナダ、オーストラリア、英国、ブラジル、メキシコ、日本、韓国のユーザーはMLBの試合で利用できます。
AirDropの新しい仕様

iOS 16.2は、AirDropの「すべての人」設定を10分間に制限しています。これは、自分の知らないユーザーとの不要な接触を減らすためと思われます。「すべての人」にして10分後には自動的に「連絡先のみ」に戻ります。
新しい「ホーム」アプリのアーキテクチャ

iOS 16.2では、ホームアプリのアップデートが行われ、新しいアーキテクチャが利用できます。Appleによると、新しいアーキテクチャは、スマートホームアクセサリを制御するためのアプリのパフォーマンス、効率性、信頼性を向上させます。
その他
- Game CenterのSharePlayサポートにより、FaceTimeで通話中の相手とマルチプレイヤー対応ゲームをプレイすることができます。
- iPhone 12以降でインドの5Gネットワークに対応し、AirtelとReliance Jioなどの携帯電話会社の通信に対応しています。
- 天気予報アプリにApple Newsセクションが追加されています。
- メッセージアプリの検索が改善され、犬、車、人、テキストなど、内容に応じて写真を探すことができるようになっています。
以上、iOS16.2から利用できる主な新機能や変更点を紹介しました。
Source: MacRumors