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iOS 17.4/iPadOS 17.4/tvOS 17.4 Beta 1がリリース【更新:watchOS 10.4/macOS 14.4】

Appleは日本時間1月26日、「iOS 17.4」「iPadOS 17.4」「tvOS 17.4」の最初のベータ版を開発者向けにリリースしました。
パブリックベータ版はまだのようです。
更新1月31日:「iOS 17.4」Beta 1の改訂版が公開
更新1月31日:「iOS 17.4」「iPadOS 17.4」の最初のパブリックベータ版が公開
更新1月30日:「watchOS 10.4」「macOS 14.4」の最初のベータ版が公開

iOS 17.4

新たにリリースされたバージョン

  • iOS 17.4 beta (21E5184i) > 21E5184k【NEW】
  • iPadOS 17.4 beta (21E5184i)
  • tvOS 17.4 beta (21L5195h)
  • Xcode 15.3 beta (15E5178i)
  • macOS 14.4 beta (23E5180j)【NEW】
  • watchOS 10.4 beta (21T5185g)【NEW】

今回確認された新機能や変更点【更新】

MacRumorsによると、iOS 17.4とiPadOS 17.4では、EUのユーザー向けに大幅なアップデートが提供されています。これら大きな変更のほとんどはEUのユーザーにしか影響ししませんが、EU以外のユーザーも利用可能なアップデートもあります。

EUにおける変更

App Store

Appleは、デジタル市場法(DMA)に準拠するため、欧州連合(EU)におけるApp Storeおよびアプリケーションの運用方法にいくつかの大きな変更を加えました。

Apple以外のApp Storeと新しいApp Store規約

EUのアプリ開発者は、AppleのApp Storeとは別のアプリストアを提供したり、そのような代替ストアを通じてアプリをインストールしたりすることを選択可能になり、Appleはこの変更に伴い、まったく新しい料金体系を用意しています。

Apple以外の支払い方法

Appleはまた、アプリでAppleが提供する以外の支払い方法を使用することを許可しており、アプリ内課金を使用する必要はなくなりました。App Storeを通じてアプリケーションを配布し、代替支払いオプションを使用する開発者は、App Storeの手数料が3%割引されます。

サードパーティ製ブラウザをデフォルトブラウザに設定可能に

EUユーザーは、iOS 17.4にアップデート後にSafariを開くと、主なブラウザのリストから新しいデフォルトブラウザを選択できるポップアップが表示されるようになります。
Appleはまた、Appleが提供する以外のブラウザエンジンを許可しており、ChromeなどApple以外のブラウザをWebKitエンジンに限定しないようにしました。

NFCへのアクセス

iOS 17.4では、サードパーティの決済アプリや銀行はiPhoneのNFCチップにアクセスできるようになり、Apple PayやWalletアプリを使わずにiPhone上で直接非接触決済を提供できるようになりました。ユーザーは、Tap to PayやiPhoneのサイドボタンを2回押したときに有効になるデフォルトの非接触支払いプロバイダを設定できるようになります。
デフォルトの非接触支払いプロバイダを設定するオプションは、EUのiPhoneの「設定」アプリで利用可能で、許可されたアプリの詳細も確認できます。
EUユーザーはまた、iPhoneのデフォルトのWalletアプリを変更することもできます。

ゲームアプリの変更

Appleはこれまで、クラウドゲームサービスをウェブ経由で提供することしか認めていませんでしたが、サーバーからゲームをストリーミングできる専用アプリが許可されるようになりました。これにより、Xbox Cloud GamingやNvidia GeForce NOWのようなサービスを、スタンドアロンのiPhoneおよびiPadアプリとして提供できるようになります。

新しい絵文字

iOS 17.4: 新しい絵文字

新たに、ライム、ブラウンマッシュルーム、フェニックス、切れた鎖、首を縦に振る(「はい」とうなずく)、首を横に振る(「いいえ」と首を振る)などの新しい絵文字が追加されました。
これらの絵文字は、2023年9月に承認されたUnicode 15.1アップデートの一部です。

Siriでメッセージ

iOS 17.4: Messaging with ‌Siri‌

設定にある「Siriと検索」の「自動的にメッセージを送信」が「Messaging with ‌Siri‌」に名称変更され、スペイン語、フランス語、ドイツ語、中国語など、特定の言語で受信メッセージを読むようにSiriを設定するオプションが追加されました。
この変更は、Siriの主要言語を更新するものではなく、メッセージの再生に限定されます。

ポッドキャストとミュージック

iOS 17.4: Apple Music

Apple MusicとPodcastの「今すぐ聴く」タブが「ホーム」に名称変更されました。

Podcastのトランスクリプト

iOS 17.4: ポッドキャストのトランスクリプト

Podcastアプリで、Apple Musicの歌詞機能と同様に、トランスクリプトが提供されるようになりました。

Safari

iOS 17.4: Safari

SafariのURL/検索バーが以前より広くなりました。

盗難デバイスの保護

iOS 17.4: 盗難デバイスの保護

設定 > Face IDとパスコード > 盗難デバイスの保護 で、セキュリティ遅延を常に要求するか、自宅や職場などよく知っている場所から離れた時のみ要求するかのオプションが追加されました。

ストップウォッチがライブアクティビティ対応【NEW】

iOS 17.4: ストップウォッチ

iOS 17.4では、ライブアクティビティにストップウォッチが対応しています。
ライブアクティビティが導入されたiOS 16からタイマーはすでに対応していましたが、ストップウォッチは対応していませんでした。

パブリックベータについて

ユーザーは、Appleの用意する次のサイトからパブリックベータに登録できます。

Apple Beta Software Programに参加するには、無料のメンバー登録が必要です。
有効なApple IDを所有し、登録時にApple Beta Software Program契約に同意することで、だれでも参加できます。
続いて、使用しているデバイスを登録してパブリックベータにアクセスし、最新機能を試すことができます。「フィードバックアシスタント」Appを使ってAppleに直接フィードバックを送信することでもできます。
パブリックベータは現在、iOS17、iPadOS17、tvOS17、watchOS10、macOS14でそれぞれ利用可能です。

デベロッパベータ版も無料で利用可能に

Appleは今年6月より、「iOS 17」や「iPadOS 17」の開発者向けベータ版を含む、各ソフトウェアのベータ版をApple IDを持つすべてのユーザーが無料で利用できるようにしました。
これまでは長年に渡って、iOSの開発者向けベータ版を含むデベロッパービルドへのアクセスは、年間99米ドルのデベロッパーアカウントに登録することで可能でした。

Source:iOS & iPadOS Release Notes, macOS Release Notes, News - Apple Developer

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