新型HomePodはApple Watch Series8のS8チップ搭載など新モデルに関する情報を確認

Appleが初代HomePodの販売を終了して1年以上が経過していますが、次世代モデルの足音が近づいています。
これまでに出てきた新型HomePodに関する情報や今後のHomePodの戦略についてMacRumorsがまとめています。

新型HomePodはS8チップを搭載
HomePod と Apple TVの統合型デバイス
より多くの国でHomePod miniが利用可能に
Matterのサポート

新型HomePodはS8チップを搭載

BloombergのMark Gurman氏によると、AppleはApple Watch Series 8に搭載される見込みの「S8」チップを搭載した新型HomePodを開発しています。
Gurman氏は6月に、新型HomePodはサイズやオーディオ性能の面でHomePod miniよりも「初代HomePodに近い」製品となり、上部のディスプレイが更新されると予想しています。このディスプレイはマルチタッチ機能が搭載される可能性もあります。
発売時期については来年以降としています。

AppleアナリストMing-Chi Kuo氏は5月、Appleが2022年第4四半期か2023年第1四半期に新しいHomePodを発売すると報告。新モデルはハードウェアデザインに大きな刷新はない可能性を指摘していますが、それ以上の詳細は不明で、HomePodとHomePod miniのどちらなのかはわかっていません。

初代HomePodは2018年2月に発売されました。iPhone 6に搭載されていたA8チップ、7つのビームフォーミングツイーター、6つのマイクを搭載しています。Appleは途中値下げを行うなどして、販売は好調だったとはいえない状態でしたが、販売終了後はオークションサイトなどで高値で取引されるようになり、コレクターズアイテムのような存在になっているそうです。

HomePod と Apple TVの統合型デバイス

Gurman氏は今年初め、AppleがHomePod、Apple TV、カメラを組み合わせた新しいデバイスも計画しているとの見方を示しました。このデバイスは、おそらくAppleのスマートホームにおけるアプローチの中心になり、FaceTime通話やその他の新機能に利用することが可能になると予想されています。

より多くの国でHomePod miniが利用可能に

Appleは先月、HomePodとHomePod mini向けにリリースしたソフトウェアバージョン15.6で、スウェーデン語とノルウェー語のSiriのサポートを追加しました。今後数カ月の間にスウェーデンとノルウェーでHomePod miniが発売される可能性が高くなっています。
Appleはここ数カ月、一部のHomePod miniユーザーを対象にデンマーク語とフィンランド語でSiriのテストを行っているため、いずれHomePod miniもデンマークとフィンランドで発売されるかもしれません。Appleは3月下旬にベルギー、オランダ、スイスでHomePod miniを発売しましたが、HomePodでオランダ語のサポートを展開してから1ヶ月ほど経ったタイミングでした。

Matterのサポート

「Matter」は、AppleのHomeKit、AmazonのAlexa、GoogleのHomeなど、複数のプラットフォームで互換性のあるスマートホームアクセサリーがシームレスに連携可能にする、スマートホームの共通規格です。
Matterのサポートは、Appleのソフトウェアプラットフォーム全体で「今年後半のアップデートで提供される」予定です。

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