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M2 MacBook Pro 256GBモデル、M1モデルと比べてSSD速度が非常に遅いことが判明 原因はチップ構成か

M2搭載13インチMacBook Proのストレージは、M1搭載MacBook Proのストレージよりもかなり遅いという結果が出ています。
双方の256GBモデルを比較することで、次のような結果が出ています。

  • M1 MacBook Pro:2900MB/s(読み込み速度)、2215MB/s(書き込み速度)
  • M2 MacBook Pro:1446MB/s(読み込み速度)、1463MB/s(書き込み速度)

256GBの場合、M2モデルはM1モデルの半分しか速度が出ていないという結果です。

一方、512GBモデルではどちらも同程度の結果となっているそうです。

M2搭載MacBook Pro

どうして256GBモデルだけM2搭載モデルのほうがストレージ性能が劣るのか。
分解したことで、おそらくこれであろう原因も特定できました。
それはチップの構成です。

M1 MacBook Proの256GBモデルでは128GBのNANDチップを2つ搭載しています。複数のNANDチップを組み合わせると、並列で高速化を実現することができます。
一方、M2 MacBook Proの256GBモデルではNANDチップが1つになっています。M1モデルと同じSSDの速度に達しないのはおそらくこのためです。

512GBモデルでM2モデルとM1モデルで速度差がないということは、おそらく512GBモデルは256GBのNANDチップを2つ構成になっているのからでしょう。

M2搭載MacBook Pro

AppleがエントリーモデルのM2 MacBook ProのSSDを変更した理由は不明です。考えられる理由の1つは、NANDチップを2つではなく1つにすることでコスト削減を図ったこと、また半導体不足による供給制限もありそうです。
というわけで、M2搭載MacBook Proの購入を検討している方は、このことを考慮に入れておいたほうがよさそうです。
もちろん、実作業にどの程度の影響があるのかはわかりませんが、たとえば、SSDの速度が低下すると、外付けドライブへのファイルの転送などの一般的な作業に影響が出る可能性があります。また、メモリがフルに使われている場合に一時的にSSD領域を仮想メモリとして使用するため、全体的なパフォーマンスも若干低下する可能性があります。
ベンチマークで半分しか出ないということを知ってしまうと、なんとなく損した気分にもなるかもしれません。そうならないためにも、もし余裕があるなら、512GB以上のモデルを選んだほうが後悔しないと思います。

さて、ダウングレードとも呼べる今回の発見で、Appleが来月発売のエントリーレベルのM2 MacBook Airで同様になるという懸念も生まれます。

M2搭載MacBook Air

今回のベンチマークを含む情報は次のYouTubeで確認できます。
youtu.be
youtu.be
youtu.be

Source: 9to5Mac, MacRumors

M2搭載MacBook Proの価格は、Apple公式サイトで178,800円から。
ビックカメラ.comiconなど家電量販店やAmazonでも購入できます。
ビックカメラ、Amazonともに5%ポイント還元となっています。

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