iPhone14 Proの48MP広角カメラのセンサーはiPhone13 Proよりも2割以上大きくなり、これまで以上に高精細な写真を撮影可能に

Appleが今年後半の発売に向けて準備を進めている新型「iPhone 14」について。
iPhone 14 Proは、大きなセンサーと小さなピクセルによって、より詳細な映像を撮影可能である可能性をMacRumorsはWeibo経由の情報から伝えています。

f:id:kobonemi:20210915050610j:plain — iPhone 13 Proシリーズ

Weiboのアカウント「Fishing 8」の最近の投稿には、iPhone 14 Proの技術的なカメラの仕様に関する情報が大量に含まれており、その中で、iPhone 14 Proの広角カメラに関するこれまでの多数の噂に沿うように、iPhone 14 Proが48MP（4800万画素）のリアカメラを搭載することを主張しています。メガピクセル数の増加の結果、iPhone 14 Proの広角カメラのピクセルはより小さくなり、1.22μmになると言われています。この大きさは、iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxと比較して0.68µm減少しています。

一方、センサーは、iPhone 13 Proと同じく、ソニー製が採用されるとみられています。ピクセルサイズの変更にもかかわらず、iPhone 14 Proは、Appleが「Focus Pixels」として販売する2014年のiPhone 6以来提供されているDPAF（Dual Pixel Auto Focus）システムと、最大60fpsの16：9 HDRビデオ録画機能を、同様に搭載するとしています。
このデバイスのセンサーサイズは1/1.3インチとされ、iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxに搭載されているワイドカメラの1/1.65インチセンサーと比較して21.2％向上しています。センサーサイズの増加により、より多くの光を取り込むために大きなレンズが必要となり、リアカメラ・アレイが非常に大きくなるようです。1/1.3インチのセンサーサイズは、Google Pixel 6に採用されているSamsungの50MP GN1センサーと同じです。

この情報を全体的に捉えれば、iPhone 14 Proがより大きく、より細かいディテールを持つ高解像度の写真や動画を生み出すことを示唆していますが、それと同時に、低照度性能が劣り、ノイズの影響を受けやすい画像になるというリスクもあることをMacRumorsは指摘しています。AppleアナリストであるMing-Chi Kuo氏は以前、iPhone 14 Proシリーズのカメラ品質が「携帯電話のカメラ撮影を新たなレベルに引き上げる」との見方を示していました。

Source: MacRumors

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