「iPhone 16 Pro」に「Wi-Fi 7」や48MP超広角カメラを搭載：アナリスト

Appleが来年発売に向けて準備を進めている「iPhone 16」について。
そのハイエンド「iPhone 16 Pro」および「iPhone 16 Pro Max」は、「Wi-Fi 7」をサポートし、48MPの超広角カメラを搭載することをHaitong International SecuritiesのアナリストJeff Pu氏が最新調査報告で主張しています。

Wi-Fi 7
48MPの超広角カメラ
発売時期

Wi-Fi 7

Wi-Fi 7を搭載したデバイスは、2.4GHz、5GHz、6GHz帯で同時にデータを送受信できるようになり、Wi-Fiの高速化、低遅延、より信頼性の高い接続が実現します。4K QAMなどの技術により、Wi-Fi 7はWi-Fi 6Eの4倍増となる40Gbps以上の最大データ転送速度を提供すると期待されています。

Appleは現在、Wi-Fi 6Eのサポートを自社デバイスに展開しています。Wi-Fi 6Eでは、Wi-Fi 6の2.4GHz帯と5GHz帯から、新たに6GHz帯のサポートも追加されました。Appleはこれまでに、iPad Pro、14インチと16インチMacBook Pro、Mac Studio、Mac Pro、Mac miniにWi-Fi 6Eを追加しており、次期iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro MaxもWi-Fi 6Eに対応する見込みです。

まとめると、次のようになります。

iPhone 14 Pro/Pro Max：Wi-Fi 6
iPhone 15 Pro/Pro Max：Wi-Fi 6E
iPhone 16 Pro/Pro Max：Wi-Fi 7

48MPの超広角カメラ

iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxが、48MP（4,800万画素）の超広角レンズにアップグレードされることで、レンズがより多くの光を取り込むことを可能にし、0.5倍モードでの撮影時、特に低照度環境での画質が向上すると予想されています。

iPhone 14 Proモデルにはすでに48MPのメインレンズが搭載されており、低照度での撮影を改善するために、カメラのイメージセンサー上の4つのピクセルからのデータを1つの「スーパーピクセル」に統合する「ピクセルビニング」が採用されています。iPhone 16 Proモデルでは、この技術が現在12MPレンズである超広角レンズに拡大される見込みです。

これにより、iPhone 16 Proモデルが超広角モードでも48MPのProRAW写真を撮影できるようになるはずです。ProRAW写真は、画像ファイルにより多くのディテールを保持し、編集の柔軟性を高め、大きなサイズで印刷することができます。

発売時期

AppleはiPhone 16シリーズを2024年9月に発表すると予想されています。
発売はまだ1年以上先であり、今回のような初期の噂は特に注意が必要です。
Wi-Fi 7は2024年後半まで完成しない可能性もあり、iPhone 16 Proに間に合わないかもしれません。

Source: MacRumors

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