「iPhone 16 Pro」はサイズアップによってカメラの大幅性能向上の可能性

Appleが来年後半の発売に向けて準備を進めている次世代「iPhone 16」について。
そのハイエンド「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max（iPhone 16 Ultra）」は、本体のサイズアップによって、ペリスコープ望遠カメラと12％大型化したメインカメラセンサーを含む、カメラ性能の大幅アップグレードを可能にするという情報が出ています。

Weibo経由の情報をMacRumorsが伝えているもので、それによると、デバイスのサイズが大きくなることで、ペリスコープ望遠カメラシステムを含むコンポーネントのための内部スペースが確保されると主張しています。BloombergのMark Gurman氏もほぼ同日、iPhone 16 Proシリーズのサイズが大きくなることで、カメラのハードウェアの改善や内蔵バッテリーの大型化を進めることができると報告しています。

今年発売予定の「iPhone 15 Pro Max」は、iPhone初のペリスコープ望遠カメラを導入すると予想されていますが、ペリスコープカメラは最も大きなPro Maxモデル限定になると見込まれています。来年のProモデルがサイズアップすることでペリスコープカメラを収めるスペースが確保できるということなのでしょう。

また、iPhone 16 Pro Max（iPhone 16 Ultra）では、1/1.14インチサイズのより大きなメインカメラセンサーを可能にするようです。iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxは現在、1/1.28インチのセンサーを搭載しています。したがって、今年のiPhone 15 Pro Maxでは、より大きなセンサーを搭載する可能性は低そうです。

より大きなセンサーを搭載することで、メインカメラのダイナミックレンジや背景のぼかし効果を改善する可能性があります。また、同じシャッタースピードと絞り値でも、より大きくなったセンサーがより多くの光を取り込むことが可能になり、低照度での撮影能力を向上させると思われます。

Source: MacRumors

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