「iPhone 15」は新型近接センサーをDynamic Islandに統合、Face IDの向上につながる可能性も

Appleが今年後半の発売に向けて準備を進めている新型「iPhone 15」について。
iPhone15シリーズは、Dynamic Islandを初めて全モデルに搭載すると予想されています。
AppleアナリストMing-Chi Kuo氏は最新報告で、iPhone 15の近接センサーはDynamic Islandの内側に搭載されると主張しています。
この変更は、Dynamic Islandのエリア自体には影響を与えないと伝えられています。

Kuo氏によると、iPhone 15の全モデルがiPhone 14 Proと同様のDynamic Islandデザインを採用するが、新旧モデルの違いは近接センサーの配置にあります。iPhone 14 Proでは、近接センサーはディスプレイの下（Dynamic Islandの外側）に配置されています。一方、iPhone 15シリーズでは、近接センサーはDynamic Islandの内側に配置されますが、Dynamic Islandの面積にほとんど変化はないそうです。

リーカーUnknownz21はこれを受けて、近接センサーの配置変更がiPhone 15とiPhone 15 Proの両方に適用されると主張しています。

Kuo氏はさらに、AppleのサプライヤーFinisarが、iPhone 14 Proで使用されている現在の1380nmの近接センサーと比較して、940nmの近接センサーをiPhone 15向けに提供すると付け加えています。

近接センサーは、ユーザーがiPhoneを耳に近づけたことを検知し、画面をオフすることに使用されます。また、Proモデルの常時表示ディスプレイが最適に動作するためにも用いられます。
今回の近接センサーの位置変更がユーザーに何をもたらすのかは不明です。Face IDの改良に関連する可能性もありますが、Dynamic Islandの外観や機能に変化が生じる可能性は低く、単にコスト削減のためかもしれません。

Source: 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) on Twitter via MacRumors, 9to5Mac

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