Appleが今年後半にも発売すると予想されている新型「iPhone 13」シリーズについて。
その更なる詳細情報をBloombergが伝えています。
記事では、今年のアップデートは、プロセッサ、カメラ、ディスプレイの改良に重点を置いた、昨年の「iPhone 12」よりも漸進的(イクリメンタル)なものになるだろう、と関係者は述べており、昨年ほどの大きな変更はないとみられています。
MacRumorsのまとめに従い、Bloombergの伝える要点を箇条書きにすると、
- 現行のラインナップと同じ4つのモデルで展開
- 9月に正式発表
- 少なくとも1つのモデルがLTPOディスプレイを搭載、可変リフレッシュレートが可能に
- ノッチが小さくなる
- カメラのアップグレードは、光学ズームの向上を含め、動画に焦点を当てる
- 現行のA14と同じ6コアの新チップにアップグレード
- ディスプレイ内Touch IDは搭載されないが、AppleはiPhone 13向けにこの技術をテストしていた
となります。
今年のiPhoneは、5.4インチと6.1インチの通常モデル、6.1インチと6.7インチのProモデルの合計4モデルで、現行iPhone12と同一です。
新モデルのコードネームはそれぞれ「D16」、「D17」、「D63」、「D64」と呼ばれており、サプライチェーンが回復したこともあり、昨年の10月の発表よりも早まり、9月に発表される予定です。
このうち少なくとも1モデルには、表示内容に応じてリフレッシュレートを切り替えることができるLTPO(低温多結晶酸化物)ディスプレイが搭載されます。
Appleは数年前からこの技術をApple Watchに採用しており、バッテリー寿命を延ばすために、常時点灯モードなどの特定の状況下で画面の表示速度を遅くすることが可能となります。Oppo、OnePlus、Samsungは、すでにフラッグシップモデルのスマホにLTPOスクリーンを搭載しています。
新型iPhoneのデザインはほとんど変更されませんが、Appleはライバル企業との競争力を高めるために、前面カメラとFace IDセンサーのノッチのサイズを小さくすることを計画しています。
Appleは将来のiPhoneで最終的にノッチを完全になくしたいと考えており、来年にはさらにサイズを縮小する可能性が高いと考えられています。
Source:Bloomberg via MacRumors
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