BOE、2023年にiPhone15 Pro用ディスプレイを供給へ

Appleが来年後半の発売を目指している「iPhone 15」シリーズについて。
中国ディスプレイ大手BOEは、iPhone15 Proシリーズ用の有機ELパネルを製造する目標であることをThe Elecが報じています。

f:id:kobonemi:20210915050718j:plain — iPhone 13 Pro

BOEは、中国重慶の最新工場B12で製造する有機EL（OLED）パネルに低温多結晶酸化物（LTPO）技術を適用する計画です。LTPO技術により、画面上で120Hzの可変リフレッシュレートが可能になりますが、この技術がハイエンドモデル「iPhone 13 Pro」と「iPhone 13 Pro Max」で初めて採用されています。

BOEは今年初め、ベースラインとなる6.1インチiPhone 13用パネルを生産するためにAppleのディスプレイメーカーに加わりました。より高度な技術を必要とするiPhone13 Proシリーズ用ディスプレイはSamsung製です。

今秋に予定されているiPhone 14シリーズについては、BOEは引き続きベースラインモデルのみにディスプレイを供給し、Proシリーズのディスプレイは引き続きSamsungとLGに依存することになりそうです。

Appleは、iPhone 14の上位モデルのディスプレイにおいて、iPhone X以来初めてとなるノッチを含む大幅なデザイン変更を計画していると噂されています。具体的には、ホールパンチと楕円形のピル型（カプセル型）カットアウトを設けると予想されています。

f:id:kobonemi:20220117083319j:plain — ピル型（カプセル型）ノッチを備えたiPhoneのイメージ

via MacRumors

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