4月に発表され、事前予約が実施されているM1版iPad Pro。
今月中には最初の注文分が購入者に届く予定です。
その発売に先立ち、最初のベンチマークスコアがGeekbenchで公開（iPad13,9、iPad13,11）されています。
そのスコアは、新しいiPad Proが従来の製品よりも50％以上高速であるというAppleの主張を裏付けるものとなっています。
このベンチマークを最初に報告しているMacRumorsによると、平均スコアは、シングルコアで1,718、マルチコアで7,284となっています。
一方、A12Zチップを搭載した12.9インチiPad Pro第4世代は、シングルコアとマルチコアの平均スコアがそれぞれ1,121と4,656であり、M1 iPad Proは約56％も高速化されていることになります。
Geekbench 5のマルチコア平均スコア
- M1 MacBook Air：7,378
- M1 iPad Pro：7,284
- Core i9 16インチMacBook Pro：6,845
- A12Z 12.9インチiPad Pro第4世代：4,656
- A12X 12.9インチiPad Pro第3世代：4,809
ベンチマーク結果を見ると、M1 iPad Proは、昨年秋に発売されたM1 Macとほぼ同じ性能であることがわかります。
たとえば、M1 MacBook Airのシングルコアとマルチコアの平均スコアはそれぞれ1,701と7,378です。
一方、Intel Core i9プロセッサを搭載した16インチのMacBook Proはそれぞれ1,091と6,845でであり、M1 iPad Proはそれよりも高いスコアを記録しているのです。
グラフィックス性能については、M1 iPad Proの平均Metalスコアは現在20,578で、A12Zチップを搭載した前世代のiPad Proよりも最大71%高速、M1 Macのグラフィックス性能とほぼ同等となっています。
新型iPad Proの最初の注文は5月21日に顧客に届く予定で、現在は禁止されているメディアによるレビューは来週中（リーカーJon Prosser氏は5月19日と指摘）に解禁されると思われます。
via 9to5Mac
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