Appleは日本時間6月23日、「iOS 14」および「iPadOS 14」を正式に発表しました。
本日より開発者向けにベータ版が提供開始、パブリックベータ版は来月から利用可能です。
一般向けの正式版は今秋リリース。
サポートされるデバイスは、iOS13、iPadOS13と同じで次の通り。
iOS14は、iPhone 6s/6s Plus、iPhone SE、iPhone SE第2世代、iPhone 7/7 Plus、iPhone 8/8 Plus、iPhone X/XS/XS Max、iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max。
iPadOS14は、iPad Air 2、iPad Air 第3世代、iPad mini4、iPad mini第5世代、iPad第5世代/第6世代/第7世代、すべてのiPad Proシリーズ。
iOS14の主な新機能としては、
- ウィジェットの刷新:ホーム画面のどのページにも、ピンを使って様々なサイズで固定可能に。ウィジェットのスマートスタックを作成し、時間、場所、アクティビティに適したウィジェットを表示可能に
- Appライブラリ:すべてのアプリケーションを操作しやすい1つのシンプルな画面に自動的にまとめ、その時々に役立つアプリケーションを賢く表示
- ピクチャ·イン·ピクチャ:別のアプリケーションを使いながらビデオを見たり、FaceTime通話を可能に
- FaceTimeと電話:まったく新しいコンパクトなデザインに
- Siri:さらに賢く、インターネット上のあらゆる情報を駆使して答えられるように。作業したままSiriga利用可能に
- App Clip:Apple PayとAppleでサインインと統合、スクーターのレンタル、コーヒーの購入、パーキングメーターの支払いなどの作業を瞬時に完了可能に
- メッセージ:リストの上部に会話をピンで固定可能に、メンションやインライン使った返信可能、ミー文字にも多様性のあるオプション
- マップ:自転車の経路案内、EV用経路案内、ナビゲートや探索がさらに簡単に
- プライバシー機能の強化:既存のアカウントを「Appleでサインイン」にアップグレードできるように、アプリの位置情報へのアクセス許可で、正確な位置情報ではなく、おおよその位置情報をアプリケーションのデベロッパと共有するよう選択可能に
- 翻訳:会話の内容を最も簡単に翻訳でき、11か国語による音声やテキストによる会話をすばやく自然に翻訳
- ホーム:スマートホームのコントロールがさらに簡単に
- AirPods:Apple製デバイス間をシームレスに切り替えられるように。
- AirPods Pro:ダイナミックなヘッドトラッキングによる空間オーディオで、劇場にいるような臨場感
- 車の鍵(Car key):iPhoneまたはApple Watchで車のロックを安全に解除し、エンジンをかけることが可能に。将来の車のモデルでは、ポケットやバッグからiPhoneを取り出さなくてもロックを解除できるように
- 探す:サードパーティ製のデバイスやアクセサリに対応
- Safari:プライバシーレポート機能の追加
- ヘルスケア:睡眠管理、耳の健康理解、、緊急SOS、メディカルID、心電図、転倒検出などの健康と安全のための機能を一括で管理あk脳に
- 天気:アプリとウィジェットで、悪天候に関する最新情報を把握可能に。雨天時は降水量チャートに降水量が1分おきに表示
- アクセシビリティ:ヘッドフォン調整機能が追加
などがあります。
iPadOS14の主な新機能としては、
- FaceTimeおよび電話の着信、Siriの動作、検索のデザインがコンパクト化
- 検索機能の再設計:、多くのものをすばやく見つけるために一つの場所に集約
- サイドバーの再設計:多くのアプリでナビゲーションを一か所にまとめ、コンテンツを前面に表示したままアプリケーション内で今までになく移動しやすく
- Apple Pencil:テキストフィールドにも手書き入力可能に。手書きの文字はテキストに自動変換され、iMessageへの返信やSafariでの検索がすばやく簡単に
- データ検出:手書き文字の電話番号、日付、住所を認識できるように
- 拡張現実の強化:LiDARスキャナで測定されたより高精度な深度情報の利用を可能にする、まったく新しいDepth APIをデベロッパは利用可能に
- プライバシー機能の強化
などのほか、ウィジェット、メッセージ、Siri、マップ、ホーム、アクセシビリティなどでiOS14と同様の進化や改善があります。
iOS14およびiPadOS14では、公式サイト内にプレビューページが公開され、新機能を確認することができます。