Appleの初の5G搭載iPhoneの発売は新型コロナウイルスの影響により1か月の遅れが生じる可能性があるとBank of America(BoA)が指摘していることをBloombergは報じています。
サプライチェーン研究を専門とするElliot Lan氏との会話を引用し報じられているもので、Lan氏はまた、供給問題および「COVID-19」による弱い需要環境の双方を理由に「iPhone SE2」(iPhone9)の発売が数ヶ月遅れることも予測しています。
BofAのアナリストWamsi Mohan氏によると、今後発売される新モデルの発売時期は、4月と5月に生産がどのように回復するかに左右されます。今週初め、iPhoneメーカーのHon Hai(Foxconn)は、中国の工場が3月末までに正常に稼働することを期待していると声明しました。
UBSは、Appleに「短期的には需要が減少するリスクが高まっている」と指摘しており、その影響は「中国以外に拡大する可能性が高い」としています。アナリストTimothy Arcuri氏は一部の需要が単に遅れると予想し、「より広範囲に影響を受ければ、需要への影響は6月まで続くと考えている」と指摘しました。
もっと楽観的な見方もあり、Nomura InstinetのアナリストJeffrey Kvaal氏は、Appleのサプライチェーンが予想よりも早く回復しているという最近のコメントを支持し、「重大な供給ショックのリスクは低下」しており、供給制限は「実際には短期的であると思われる」としています。
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