「iOS 13」ではヘッドフォンのオーディオを友人とシェアできるようになります。
Appleは、iOS13で「共有して聴く」という新機能を追加し、1台のiPhoneに2組のAirPodsをペアリングを可能とします。
それによって、友だちや家族と同じ曲を聴いたり、映画を観たりできます。
やり方は簡単。自分のAirPodsを友だちのiPhoneやiPad、iPod touchに近づけると下のデモンストレーションのようにオーディオ共有が可能になります。
あるいはコントロールセンターのミュージックパネルを開きオーディオソースから手動で選択することもできます。
9to5Macによれば、この機能、使えるヘッドフォンや、サポートされるiOSデバイスは限られています。
まず、オーディオ共有を可能とするヘッドフォンは、
- AirPods (第1世代あるいはそれ以降)
- Powerbeats Pro
です。
他社のイヤフォンやヘッドフォンはサポートされていないようです。
続いて、オーディオ共有を可能とするiOSデバイスは、
- iPhone 8, iPhone 8 Plus,
- iPhone X, iPhone XS, iPhone XS Max, iPhone XR
- iPad Pro 12.9インチ (第2世代あるいはそれ以降)
- iPad Air (第3世代
- iPad mini (第5世代)
- iPod touch (第7世代)
です。
iPad Pro 12インチ第2世代とそれ以降ということで、10.5インチや11インチiPad Proも含まれます。
もちろん、上記すべてのデバイスでiOS13にアップデートする必要があります。
それにしても、iPad Pro以外のiPadは今年発売された最新モデルしかサポートされないようです。
昨年発売された現行iPad第6世代が含まれないのはちょっと、と思うかもしれません。
もちろんベータ版での話なので、正式版までに変更される可能性もあります。
iOS13は現在開発者に向けてベータテストが行われています。
7月にはパブリックベータ版の提供が開始される見込みです。
正式版が一般公開されるのは9月中旬になると予想されています。