Appleは日本時間9月15日、AirPodsおよびAirPods Proの新しいファームウェア「3A283」をリリースしました。
このアップデートで、空間オーディオ（Spatial Audio）やデバイスの自動切り替えなどiOS14でサポートされる新機能が利用可能になるようです。
iOS14では、AirPodsに次のような新機能を追加します。
- 空間オーディオ：空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングにより、AirPods Proで映画館のような体験を楽しめます
- デバイスの自動切り替え：AirPodsは、同じiCloudアカウントにサインインしているiPhone、iPad、iPod touch、Mac、Apple Watch間で接続を自動的に切り替え
- AirPods Pro Motion API：AirPods Proの方向、ユーザーの動きの加速度と回転速度にアクセス可能になり、フィットネスアプリやゲームなどで利用可能
- ヘッドフォン調整：弱い音を増幅し、一人ひとりの聞こえ方に合わせて特定の周波数を調整するように設計された、新しいアクセシビリティ機能
- バッテリーの通知：充電が必要な時にお知らせ
MacRumorsによると、iOS14のベータ版で、空間オーディオとデバイスの自動切り替え機能が確認できたようです。
What content supports Spatial Audio?
— Zach (@theeaglesfan005) September 14, 2020
I get this when turning it one when playing movies.. it also makes movies sound quieter and an echo affect when it is on
CC @MacRumors @MKBHD @EveryApplePro pic.twitter.com/PBDis9yKIF
See also: pic.twitter.com/Msa8Lq2YcT
— Holger Eilhard (@holgr) September 14, 2020
ファームウェアアップデートは、AirPods ProをiPhoneまたはiPadに接続すると自動的にインストールされます。アップデートがすべてのユーザーに利用可能になるには、多少時間がかかる場合があります。
AirPods Proのファームウェアは次の方法で確認できます。
- iPhone、iPad、iPod touchにAirPods Proを接続
- iPhone、iPad、iPod touchで「設定」を開く
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
- 「AirPods Pro」をタップ
- 「ファームウェアバージョン」を確認
ファームウェアを強制的にアップデートする方法はないので、気長に待つ必要があります。
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