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Appleが2020年からMacのプロセッサをARMベースへ移行を開始するとIntelが予測

Appleが近い将来、ARMベースのプロセッサをMacに搭載するという予想は以前より出ていますが、現行Macで採用されているプロセッサを製造するIntelの関係者は、Appleは2020年からARMベースチップへの移行を開始すると予測していることをAxiosは伝えています。

先日、Appleは今年6月に開催されるWWDCでiPad用アプリをMacに移植できる開発キットを開発者に提供する計画であることが報じられましたが、Appleは2021年までには、iPhone、iPad、Mac向けのアプリが1つのアプリに統合することを目指しており、ARMベースのプロセッサへの移行はこのアプリ統合の一環だとされています。



AppleがiOSとMacのアプリを統合すること、MacをiOSと同じARMベースのチップに統一することはいくつもの大きなメリットがあると考えられています。後者によって、AppleはIntelのチップ・リリース・サイクルに拘束されません。iPhoneやiPadに搭載されている現在のAチップと同様に、AppleはMac向けの新しいチップの投入時期を自由にコントロールできます。一方、IntelはAppleという巨大な顧客を失うことになります。

問題があるとすれば、スムーズな移行ができるかどうかです。
開発者は新旧Mac向けのアプリの両方をサポートしなければならない厄介な期間が出てくるということです。
過去、MacはMotorola 680x0からPowerPCプロセッサへ、そしてIntel製プロセッサへと移行していきました。OSもまたClassic Mac OS(System、Mac OS)からUNIXベースのMac OS X/OS X/macOSへ歩んできました。

Appleは一気に移行を進めることはないかもしれません。
来年あるいは再来年にもまずはローエンドモデルから移行が進められるという予想もあります。
著名なアナリストMing-Chi Kuo氏は、今後のMac製品が2020年から2021年にかけてAppleによって設計されたプロセッサを採用すると予測しています。

via MacRumors