Googleは、YouTube DATA API v3のアップグレードに伴い、4月20日以降旧バージョンv2を廃止します。
新API移行により、古いデバイスに搭載されているYouTubeアプリのサポートが終了し動作できなくなります。
具体的には「2012 年以前の特定の端末モデル」搭載のYouTubeアプリが使用できなくなります。
たとえば、iOS7以降のiPhone、iPod touch、iPad、Apple TV第3世代ではアプリやソフトウェアをアップデートすることで引き続きYouTubeを利用できます。
iOS7よりも古い、iOS6までのiPhone、iPod touch、iPad、そして、第2世代以前のApple TVはもうYouTubeを視聴することはできません。
幸いiOSデバイスであればiOS7よりも古くとも、Safariなどモバイルブラウザ上でYouTubeを見ることはできます。
しかしながら、Apple TV第2世代ではそうした代替手段は取れず、他に方法はありません(追記:あるとすればiOSデバイスでAirPlay経由で表示させることはできるでしょうが、Apple TV単体では利用できません)。
その他、バージョン3以降のGoogle TVはアプリのアップグレードで引き続き利用できます。それ以前のバージョンでは視聴できません。
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実は旧APIの利用停止については、1年以上前の2014年3月に告知されていました。
そこでGoogleは、「v2 API のほとんどが 2015 年 4 月 20 日に廃止されるので、それまでに v3 への移行を実施」するよう説明していました。
なお、4月20日以降、旧APIでYouTubeを視聴する場合、次のような警告ビデオが表示されるようです。
その後、HTTPエラー表示「410 Gone」となるとのこと。
追記4月21日:iOS6のiPhone 3GSにてYouTubeアプリをまだ問題なく利用できています。旧API廃止後すぐに利用できなくなるわけでさなそうです(とはいえ近いうちに必ずそうなるのですが)。
Source:YouTube ヘルプ, Google Developer Japan Blog, YouTube Engineering and Developers Blog via Mac Rumors