現在は高価なサファイアスクリーンカバーは来年には価格も下がり、Apple以外のスマートフォンメーカーも採用するかもしれません。
Digitimes Researchは、9月5日（現地時間）の記事で、GT Advanced Technologies（GTA）が新型iPhone向けのスクリーンカバーを製造するためにサファイアを供給することを伝えています。
記事によれば、主要なスマートフォンベンダーがAppleに続いて採用するかどうかにかかわらず、サファイアスクリーンカバーの価格はコスト次第で決定します。5.5インチのサファイアカバーは2015年に30米ドルという競争力のある価格なると指摘しています。
Appleに続けとばかり、韓国、中国、台湾のスマートフォンメーカーはサファイアスクリーンカバーのテストを開始したとも伝えられています。
9月4日（現地時間）には、著名なAppleアナリストがiPhone6ではサファイアを採用しないと予測したことが報じられていました。
なお、アナリストの予測の引用ではサファイアカバーレンズとなっていますが、多くのメディアはそれをサファイアディスプレイとして伝えています。現行のiPhone 5sには背面カメラにサファイアカバーレンズが採用されています。iPhone6では落下試験から生じた問題のためそれが非採用になったとアナリストは主張しています。iPhone6の背面カメラは現在よりも突出したデザインになるため、より割れやすくなることが考えられ、そこから今回は採用見送りとなったのかもしれません。
AppleがiPhone6にサファイアを採用するのか否かは現在も不確かです。結局、9月9日の正式発表（日本時間10日午前2時）を待つしかないのかもしれません。
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