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Retina iPad mini、初代iPad mini、Nexus7(2013)比較レビュー:本体サイズ違いや実際の持ちやすさ

iPad mini Retinaディスプレイモデル、初代iPad mini(第1世代)、Nexus7(2013)の本体サイズ、重量、持ちやすさを比較・考察してみました。

写真は、左からNexus7(2013)、初代iPad mini、Retina iPad mini

本体サイズ(薄さ、横幅など)の比較
Retina iPad mini、初代iPad mini、Nexus7(2013)の大きさを比べてみました。

本体サイズ

  • iPad mini Retina:200 x 134.7 x 7.5mm、331g(Wi-Fi)、341g(Cellular)
  • iPad mini:200 x 134.7 x 7.2mm、308g(Wi-Fi)、312g(Cellular)
  • Nexus7(2013):200 x 114 x 8.65mm、299g(Wi-Fi)


(写真手前がRetina iPad mini、奥がNexus7。Nexus7の方が明らかに厚みがある)

(Retina iPad miniとNexus7)
新旧iPad miniの厚さはわずか0.3mmしか違わないので、写真で見る限りはほとんど差が分かりません。実際に両方を手にしたときに辛うじて分かる程度です。電源を入れて画面を表示させなければ、両者の違いに気付かないかもしれません。
なお、新旧iPad miniはどちらもシルバーモデルですが、両者の両面仕上げに若干違いがあるように感じました。第1世代の方が表面の肌理(キメ)が細かく、第2世代の方が輝きがあるようにも見えます。
Nexus7(2013)は、iPad miniと比べて1mm以上厚くなります。その違いは写真だけでも確認できると思います。

(写真は上から、Nexus7(2013)、初代iPad mini、Retina iPad mini)

(写真は2枚とも、上から、Nexus7(2013)、初代iPad mini、Retina iPad mini)
新旧iPad miniは、縦と横の長さは同一です。一方、Nexus7(2013)は20mm以上横幅が狭くなります。これは数値以上に異なって見えます。


(3枚の写真はすべてNexus7とRetina iPad mini)

実際に手に持ってみてどうか
手に持ってみると、Nexus7(2013)は細身のため非常に持ちやすいです。背面は梨地のラバーコーティングが施されており、滑りにくいのも持ちやすさにつながっていると思います。
新旧iPad miniは重量に20〜30g近い違いがあります。300g台で最大1割近く重量差があることになります。手にするとさすがにその重さの違いをすぐに実感できます。
ただし、この重さはあくまで本体だけの違いです。多くの場合、タブレットには保護ケースや保護フィルムなどを装着して使うと思います。保護ケースだけをみても各メーカーで結構な重量差がありますので、保護ケース選びによっては、本体の重量差も縮まるのではないでしょうか。

モバイルに向くのはNexus7(2013)か
Nexus7(2013)は女性のハンドバッグにも入るくらいコンパクトサイズです。男性であればジャケットやコートのポケットにも入るかもしれません。横幅が狭いので、比較的小さな手のひらでもしっかりホールドできます。
iPad miniも片手で持つことは十分可能です。ただ、比べてしまうと、Nexus7(2013)の方が持ちやすいです。背面加工の違い(Nexus7がラバー、iPad miniがアルミ)というのも持ちやすさに関わっていると思います。
どちらかといえば、Nexus7はスマートフォンと同じように扱うことができます。一方、iPad miniは小さくともやはりタブレットです。
ただし、横向きにして持つ場合、Nexus7とiPad miniの持ちやすさの差は縮まるように思えます。Nexus7といえども横向きで片手で長時間持つのは大変です。細長いため横位置では意外と重く感じます。そのため、横位置では自然と両手で持つようになると思います。

本体の質感など
Nexus7(2013)は、初代Nexus7(2012)と比べて性能だけでなく品質も大きく向上しました。一方、iPad miniはすでに質の高いアルミボディを採用しており、新しいiPad mini Retinaディスプレイモデルでもそれは変わりません。上述の通り、新モデルでは背面フィニッシュに違いがあるようにも見えます。どちらが優れているというものではなく、あるとすれば好みの範疇だと思います。
Nexus7(2013)のラバーコーティングボディは、持ちやすく、見た目も触り心地も良いです。唯一難点をいえば、ホコリが付きやすいことです。
iPad miniのアルミニウム製ボディは、ひんやりとして気持ち良く、見た目も触れた時も、Apple製品の品質の高さを感じることができます。ただ、片手で持つ場合は、滑りそうで多少心もとない印象を受けるかもしれません。頻繁に持ち歩く場合は、保護ケースを着けた方が安心できるかと思います。

次回、3モデルの画面の見え方、画質などを比べてみます。
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