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HaswellではKなし(無印)のオーバークロック(OC)は不可能に

Haswell第4世代Coreプロセッサでは、Sandy BridgeやIvy Bridgeと同様に、Kシリーズ(K付き)と呼ばれるオーバークロック対応CPUが用意されています。HaswellではCore i7-4770KおよびCore i5-4670Kの2つのモデルがリリースされています。
一方、Kのない無印プロセッサでも、これまで限定的なオーバークロックは可能でした。しかし、Haswellプロセッサでは、Ivy Bridgeまでは用意されていた限定的OCが行えなくなるとThe Tech Reportが伝えています。
Haswell第4世代Core
第4世代Core i7プロセッサのパッケージ
Sandy BridgeやIvy Bridgeの無印モデルでもOCできることは、Sandy Bridgeの発売された2年前には、多少の驚きとともに迎えられていました。

まず、あまり知られていなかった情報として注目できるのが、OC向けCPUである「K型番」(Core i7-2600K/Core i5-2500K)以外のCore i5/i7でも、倍率変更が行える点。
これは、Turbo Boost時の設定倍率を「定格+4段(0.4GHz)まで上げられる」というもので、Core i7-2600なら最大4.2GHz(定格3.8GHz)、Core i5-2500なら同4.10GHz(同3.7GHz)まで上げられることになる。本格的な「倍率固定解除」には及ばないものの、「ちょっと試してみたい」程度であれば、この範囲で十分ということはありそう。
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また、上記以外にも、Sandy Bridge/Ivy BridgeのK無しプロセッサではベースクロック(BCLK)をアップさせることでもオーバークロックが可能でした。しかし、どちらの方法も、HaswellではK無しCPUでは利用できなくなります。The Tech Reportはこの事態を、これまで無料(KシリーズはOCオプションを得るために無印と比べて20ドル〜30ドル割高になる)で提供されていた無印モデルのOC機能が削除された、と幾分悲観的に報じています。
他方、OCに関しては完璧な性能を持つKシリーズですが、それと引き換えに、vPro、VT-d、TSXといった機能が省かれています(Intel Core i7-4770Kとi7-4770の機能比較)。
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