Appleは、年内に、新しいインターネットベースのサービス、iOS7を特徴づけるようなキラーアプリ（killer app）をデビューさせるというMorgan Stanleyのアナリスト Katy Huberty氏のレポートをAppleInsiderが伝えています。
写真はドコモSIMを利用したiPhone5 SIMフリー
Huberty氏は、Apple経営陣との会談後、Appleが6月のWWDCにおいてサプライズアナウンスを行うと予測しています。たとえば、ストリーミングミュージックやモバイル決済システムなど、そのようなサービスの発表が行われると考えられています。AppleはiRadioとも呼ばれているインターネットラジオサービスの準備を進めているといわれており、Warner MusicおよびUniversal Music Groupと契約を行うところまで到達しているとも噂されています。
Huberty氏は、今年後半に、iPhone5S、iPhone廉価版がリリースされ、NTTドコモおよび中国移動（China Mobile）の新しい携帯電話会社からも発売されると予測しています。また、iPhone4SにおけるSiriのような、キラーアプリを用意するとも考えています。アプリに関しては、すでにPassbookで道を開いているモバイル決済などが考えられています。iPhone5Sは、そのデザインを刷新する代わりに、それを補うような新しい機能を搭載するとHuberty氏は主張しています。AppleはiPhone4Sと共に音声認識機能Siriを搭載しました（iPhone4SはiPhone4とデザイン上の大きな違いはありませんでした）。このような役割を担う機能がiPhone5Sにも搭載されると予想されています。
iPhone5Sには指紋認証システムが搭載されるともいわれています。指紋認証によりiPhoneのロック解除や決済システムが利用できるようになると予想されています。
関連記事
iPhone5Sは革新的なインターネットサービス、キラーアプリ、ドコモなど新キャリアと共に発表される、Morgan Stanley
