次期iPhoneがハイエンドモデルとローエンドモデルの2種類が発売されるという予想が再浮上していますが、ハイエンドモデルには5インチサイズのディスプレイが搭載されるという情報をDigiTimesが伝えています。
写真は現行iPhone5
サプライチェーンの情報筋によれば、Appleは2013年後半に中国や他の新興成長市場に向けてiPhoneのローコストモデルを発売するといいます。
いくつかの情報源はローコストiPhoneのサンプルを見たと主張しています。そのサンプルは大きなディスプレイを搭載し、ローコストモデルはまったく新しい外観デザインを持つとしています。また、ハイエンドモデルでは現在一般的になった5インチディスプレイを採用するとも伝えています。
2012年10月発表されたiPad miniは、特に中国と新興成長市場において、そのセールスが増大しています。iPad miniはiPhoneや9.7インチiPadよりも低価格であり、その価格設定が好調の要因とされています。そうした成功がAppleの刺激となり、iPhoneにおいても低価格モデルを用意することにつながると情報筋はコメントしています。
QualcommはSnapdragonチップセットとしてデュアルコアのMSM8960やクアッドコアのPQ8064を最近ローンチしました。これらチップはエントリーレベルからミッドレンジのスマートフォン向けですが、こうしたプロセッサがiPhoneのローコストモデルの発売を実現させるかもしれないとも情報筋は付け加えています。
現在発売されているiPhone5は、4インチの液晶ディスプレイを搭載しています。iPhoneシリーズでは最も大きなディスプレイですが、Samsung GALAXY S3やGALAXY Note2などライバルのAndroidスマートフォンのハイエンドモデルの多くは5インチ前後のディスプレイを採用しています。
関連記事
次期iPhone5Sに5インチディスプレイ搭載か
