Appleは現在よりも低価格なiPhoneを開発しているという情報をThe Wall Street Journalが伝えています。
写真は現行iPhone5
匿名の情報筋より得られたとされるiPhoneローエンド版の情報は次の通り。
- Appleは長期にわたり高価でないiPhoneを模索していた
- その計画は進行しており、フラッグシップモデルの低価格バージョンは今年後半にローンチする
- 低価格なiPhoneはスタンダードなiPhoneに類似しているが、それとは異なるより価格の安いボディを採用する
- ポリカーボネートプラスチックを背面シェルに用いることでデバイスのコストを下げることが検討されている
- 他のパーツは同じままであるか旧モデルからリサイクルされる
- Appleはこの計画を破棄することもできる
iPhone5はアルミニウム製ハウジングを採用しています。iPhone4SやiPhone4ではガラス製プレートをボディに採用していました。iPhone3GSがポリカーボネート製ボディを採用した最後のiPhoneです。iPhone3Gもポリカーボネート製、そして、初代iPhoneはアルミニウム製ボディでした。
WSJによれば、Appleは少なくとも2009年以降低価格なiPhoneを検討していたといいます。2010年中頃のiPhone4を発売する前に、Appleはそれと非常に類似していたが低価格な背面と側面とを備えた低価格なiPhoneも開発していました。結局、旧モデルを低価格に販売することで、低価格モデルを必要としない戦略へと舵を切りました。
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