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ドコモ社長、iPhoneの販売は模索している:2012年冬モデル発表会で

ドコモの2012年冬モデル発表会において、iPhoneについてのドコモ加藤薫社長の発言を各ニュースサイトが報じています。
結局のところ、これまで通りの回答ではありました。ドコモはスマートフォンに関わる全てをコントロールしたいが、その点でAppleとかみ合わないようです。お互いが自分たちのやり方を譲らないことで、話し合いも平行線のままとなっているように思えます。
iPhone5
写真はiPhone5
各報道をまとめると次の通り。

「非常に魅力的な端末だと思っている。とは言いながら、サービス、ネットワーク、端末を一体でやっていきたい私どもとアップルの見方は少し違っている。これがどの程度で共存・共有できるものなのか、協議できるものなのか、納得いただけるものなのかというところをいま模索している」と説明し、「いつも申し上げている通り、金輪際iPhoneは取り扱わないということではないので、ご理解いただきたい」と語った。
CNET Japan

サービス、ネットワーク、端末の総合力でいきたいドコモとアップルとは戦略が異なると指摘。そのうえで、「互いにどの程度納得できるか模索している。絶対にiPhoneを扱わないということではない」と述べた。
Reuters

「NTTドコモはサービス、ネットワーク、端末を三位一体で拡充しているが、アップルと方向性は少し違う」と述べた。その上で、「互いにどの程度納得できるか話を続けていく。今後もいっさいiPhoneを扱わないということではない」と語った。
日本経済新聞

「iPhone 5は魅力的な端末だが、サービスとネットワーク、端末を一体で提供したいわたしどもと、Appleのやり方は少し違う。共存共栄でき、(Appleに)ご納得いただける方法を模索している」
ITmedia ニュース

ドコモがどの程度までAppleと話し合っているのか、あるいは、話し合う段階までたどり着いていないのか、この発言からは具体的なことは見えてきません。今後も気長に待つしか方法はないようです。
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