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新型MBP RetinaモデルでWindows7とWindows8を動かす:AnandTechより

2880×1800ピクセルの解像度を持つ新型MacBook Pro Retinaディスプレイモデル(Mid 2012)に、Windows 7やWindows 8をインストールしたレポートをAnandTechが紹介しています。
まず、デフォルトの状態では、Windows7で800×600、Windows8で1024×768の表示なります。MBP RetinaモデルのGPU「NVIDIA GeForce GT 650M」のドライバーをインストールしていないため、OS標準のグラフィック出力です。この状態でWindows7は最大1600×1200まで解像度を上げることができます。一方、Windows8ではRetinaディスプレイ最大の2880×1800まで一気に表示できます。
新型MacBookPro Retinaディスプレイモデル Windows8 デスクトップ画面
RetinaディスプレイにWindows 8のデスクトップ画面を表示させたところ:AnandTech
実際のところ、AppleはRetinaモデル用のBoot Campを用意していません。そのため、たとえばWi-Fiドライバーを、旧モデルのMBPで動いているWindowsから流用しなければならないようです。また、NVIDIAはWindws8、Windows7向けのGeForce GT 650M用のドライバーを現時点では用意しておらず、GPU本来の性能を発揮することができません。それでも、Windows8の標準ドライバーで2880×1800ドットの解像度を表示可能であり、RetinaディスプレイでWindows 8を表示させるとどのように見えるかという雰囲気は得ることができたとしています。
OS XにおいてもAppleは1920×1200以上のデスクトップアイコンとUIを用意していないようです。Windows8で2880×1800表示にすると、フルHDの動画(上記写真の画面左下)も非常に小さくなります。テキストも同様に細かくなりますが、目の良いユーザーであれば許容できるのではないかとAnandTechは書いています。
Windows8のMetroスタイルでもスケーリングを行わなければ非常に小さな表示になります。DPIスケーリングを変更することでより大きな表示にすることも可能です。
新型MacBookPro Retinaディスプレイモデル Windows8 Metroスタイル
Windows8 MetroスタイルをRetinaディスプレイに表示させたところ:AnandTech
現状では、MacBookPro RetinaディスプレイモデルでWindowsを利用するには公式ドライバーの公開を待った方が無難だとAnandTechは忠告しています。いったん準備が整えば、かなり面白いものになると思われます。
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