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新型MBP、MBAのパーツ供給元。ディスプレイはSamsung、LG、Sharp製:DigiTimesより

新型MacBook Pro、MacBook Airのコンポーネントサプライヤーの情報をDigiTimesが伝えています。

  • 製造:Quanta Computer
  • バッテリーモジュール:Simplo TechnologyおよびDynapack
  • シャーシ: Catcher TechnologyおよびFoxconn Technology
  • 冷却パーツ:Furukawa、Auras、Sunonwealth、Delta、Nengtyi
  • ヒンジ:Shin Zu Shing(SZS)、Jarlly
  • キーボード: Darfon、Sunrex、Koja
  • 液晶パネル:Samsung、LG Electronics、Sharp

DigiTimesは上記の供給元のコンポーネントを使い新しいMacBookProおよびMacBookAirが製造されている(the new MacBook Pros and Airs are manufactured by...)と複数形で書いており、MacBookPro Retinaディスプレイモデルもおそらく含まれているのだと思います。
また、DigiTimesの記事は、UltrabookやノートPCメーカーが今回発表されたMacBookProおよびMacBookAirの新モデルをそれほど脅威とは考えていないと書いています。
新型MacBookProやMacBookAirはプロセッサとチップセットがIvyBridgeになり、USB3.0ポートを新搭載しましたが、Retinaディスプレイモデルのような新しいボディデザインを採用しませんでした。解像度も旧モデルと同様です。
Ultrabookメーカーは、MacBookAirが昨年とそれほど変わっていないことから、MBAよりも優れたUltrabookを作ることができると考えているようです。WindowsノートにはWindows8という大きな後押しもあります。
新型MacBookAir 11.6(1366×768)と競合するASUS Zenbook USX21Aは11.6インチ1920×1080ピクセルの液晶パネルモデルが用意されています。MBA 13.3(1440×900)には、同じくフルHDのZenbook UX31A、UX32A、UX32VDがあります。
一方、MacBookPro Retinaディスプレイモデルについても、Wintel陣営はそれほど脅威とは思っていないようです。
その根拠の1つは、Retinaディスプレイがまだ高価であることです。Windowsノートは低価格化を進めており、価格的に競合することはありません。
もう1つの根拠は、既存のコンテンツやソフトウェアではRetinaディスプレイとフルHDとの間に違いを出すことが困難である点です。Retinaディスプレイの解像度を生かせる新しいフォーマットのコンテンツやソフトウェアが出揃うのにもまだ時間を要すると思われます。
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