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ZENBOOK Prime UX21A、UX31A、MacBookAir (Mid2012)スペック比較

ASUS 第2世代Ultrabook Zenbook Prime UX21A、UX31Aと新型MacBook Air (Mid 2012) の全モデルのスペックを比較してみました。
まず、2012年各モデル概要。
ZENBOOK Prime UX21A「UX21A-K1256」、UX31A「UX31A-R4256」

  • フルハイビジョン液晶ディスプレイ、IvyBridge第3世代Corei7、256GB SSDを搭載するUltrabook史上最強スペックのモンスターマシン。
  • 液晶ディスプレイの品質、キーボード、タッチパッド、クリックボタンの操作性改善など、第1世代と比べても総合的な完成度が高められている。
  • 店頭にて実機を確認したところ、キートップのデザイン、キーのカラーが第1世代Zenbook UX31E、UX21Eと異なっている。

ZENBOOK UX21A「UX21A-K3128」、UX31A「UX31A-R5128」

  • 第1世代と比べて液晶解像度は同じ(11.6インチ:1366×768、13.3インチ:1600×800)。
  • SSD容量を除きPrimeシリーズと同じスペック。IvyBridgeベースとなり、USB3.0ポートの増加、ウェブカメラの高性能化など堅実なバージョンアップがされている。
  • 実機を確認したところ、Primeシリーズと同様にキーボードやタッチパッドも新しいものが採用されている模様(キートップの形状やカラーがPrimeシリーズと同一)。

MacBookAir (Mid2012) 11.6、13.3インチ

  • 本体デザイン、液晶解像度は旧モデルと同一。IvyBridge第3世代Corei5を採用しグラフィック処理能力の強化、Macシリーズ初のUSB3.0ポートを搭載する。
  • IvyBridgeによりWindowsでもThunderboltを搭載する製品が出てきたが、もちろんMacBookAirにもThunderboltを搭載。
  • USB3.0採用もありWindowsをインストールして利用するのにも便利になっている。BTOオプションで最大8GB RAMや512GB SSDを選択できるなども魅力的。

2012年モデル(ZENBOOK Prime UX21A、UX31A)と2011年モデル(ZENBOOK UX21E、UX31E)の新旧各モデル性能一覧表
2012年モデル(ZENBOOK Prime UX21A、UX31A)と2011年モデル(ZENBOOK UX21E、UX31E)の新旧各モデル性能一覧表
以下、Zenbookの新旧モデルの違い、ZenBookとMacBook Airの2012年モデルの違い、MBA Mid-2012とMid-2011のスペック比較一覧表など。
新旧ZENBOOKのキーボード、タッチパッド、外観上の違い。

  • キーボード
    • 第2世代ZENBOOK Primeおよび第2世代ZENBOOK(UX21A/UX31A):キートップが平らになってストロークが深くなっている。キーの色がブラックに近いグレーに。
    • 第1世代ZENBOOK(UX21E/UX31E):キートップが若干凹みカーブがある。キーのカラーは本体色に近いシルバー(UX21Eピンクなど本体カラーによって違いあり)。
  • タッチパッド
    • 見た目は新型・旧型ともにほとんど見分けつかず。
    • 第2世代ZENBOOK Primeおよび第2世代ZENBOOK:カーソルが突然飛んでしまう現象などを新モデルでは誤動作を改善したとASUSから説明があった(店員談)
  • 液晶パネル
    • 解像度以外に見た目も新旧モデルで大きく異なる。
    • 非光沢パネル採用のZENBOOK Primeはギラツキなく見やすいが、旧モデルと並べると液晶は暗めに感じた(むしろ自然な感じ)。
    • 色調はZENBOOK Primeの方がより自然に見えた。
    • 第2世代ZENBOOK Prime:ノングレアパネル(非光沢)採用。個人的印象としては左右の視野角は旧モデルよりも若干狭いようにも感じた。PrimeのIPSパネルは視野角170度という海外レビューあり。
    • 第1世代ZENBOOK:グレアパネル(光沢)採用。非常に明るい。若干青味があるようにも見えるが店頭の照明ではわからない。
    • Windowsのディスプレイ設定でフルHDのPrimeシリーズは「中(125%)」が既定サイズとなっている。それ以外のモデルは「小(100%)」が規定サイズ。そのためデスクトップ画面では、特にUX31Eの場合、フルHDであってもそれほどアイコンや文字が小さいとは感じられなかった。
  • 外観
    • 液晶を閉じた状態では新モデルと旧モデルの違いはほとんど分からないレベル。液晶を開くとキーボードカラー、ヒンジ近くの筆記体の文字の有無(Primeにはない)で新旧を判別できる。

MBA(Mid 2012)とMBA(Mid 2011)のスペック&構成比較一覧表
MacBookAir 新モデル(Mid2012)/旧モデル(Mid2011)のスペックおよび仕様比較一覧表
ZENBOOK、MacBookAir 2012年各モデルの違いとポイント

  • プロセッサ
    • ZENBOOKはすべてのモデルが第3世代Core i7を搭載。
    • MacBookAirは第3世代Core i5(BTO/CTOでi7選択可能)を搭載。
  • メモリー
    • 新モデルはZENBOOK、MacBookAirともに4GB。
    • いずれも交換や増設は不可だが、MacBookAirはBTOにて8GBモデルを選択可能。
  • ストレージ
    • MacBookAir MD223J/Aは64GB。それ以外はいずれも128GB以上を搭載。MacBookAirはBTOで512GBを選択可能。
  • 液晶解像度
    • ZENBOOK Prime UX21A-K1256、UX31A-R4256にはUltrabook史上最大のフルHDパネル(1920×1080)を搭載。
    • それ以外の11.6インチモデルは、ZENBOOK、MBAともにすべて1366×768ピクセル。
    • 13.3インチZENBOOKは1600×900ピクセル、MacBookAir 13.3は1440×900ピクセル。
  • USB3.0
    • いずれのモデルもUSB3.0ポートを1基以上搭載
  • グラフィック出力
    • ZENBOOKのすべてのモデルにmicroHDMIおよびMiniVGA搭載。
    • MacBookAirのすべてのモデルにThunderbolt搭載
  • キーボードバックライト
    • ZENBOOKおよびMacBookAirともに2012年モデルのすべてに搭載。
  • バッテリー駆動時間
    • 11.6インチはおよそ5時間、13.3インチは7時間〜8時間

どれを選ぶべきか

  • 解像度を第一に考えるなら、ZENBOOK Primeシリーズが最高です。MBPであればフルHD以上のRetinaディスプレイモデルがあります(下記関連記事参照)。しかし、MBP Retinaモデルは15.4インチと大型であり、モバイル用途として選ぶなら、今回比較したウルトラブックやMBAが選択候補となります。
  • メモリーはZENBOOK、MacBookAirともに標準で4GB。購入後の増設はできません。MBAの場合、Apple StoreなどでBTOを選択すれば、8GBモデルも購入可能です。
  • OSのアップグレードを考えた場合、Windows7搭載のZENBOOKはすべてWindows8 Proへ1200円でアップグレード可能。Macも19.99ドルで次期OS X Mountain Lionにバージョンアップできます。
  • ZENBOOK、MacBook Airは、どちらも昨年のモデルのボディをほぼ踏襲し、全体的な完成度を高めています。その中で、フルHDパネルを新搭載しながらバッテリー駆動時間も維持したZENBOOK Primeシリーズは特に目立った存在です。MBAもUSB3.0を搭載することでWindows環境で使う場合も威力を発揮します。

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