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iPhone XS/XS Max/XRのDSDSについて公式サポートページ公開 中国・香港版などはSIM2枚利用可能

iPhone XS/XS Max/XRのDSDS(デュアル・SIM・デュアル・スタンバイ)について、公式サイトのサポートページが公開されています。

記事執筆時点では英語ページのみですが、そのうち日本語ページが公開されると思います。



まず、2つの物理的なSIMカードを利用できるのは、中国、香港、マカオで販売される製品です。6.5インチのiPhone XS Maxおよび6.1インチのiPhone XRが物理SIMを2枚挿入可能ですが、中国市場でも5.8インチのiPhone XSはシングルnanoSIM+eSIMです。
そして、日本や米国など中国以外の製品は、XS/XS Max/XRのいずれのモデルもnano SIM+eSIMとなります。


nano SIM+eSIMといえば、AppleはiPad ProやiPadで内蔵または物理Apple SIMによるデュアルSIMをサポートしています。ただし、こちらはデータ通信のみですが、iPhone XS/XS Max/XRのeSIMは音声通話にも対応します。

eSIMをサポートするキャリアについてもサポートページが公開されています。記事執筆時点では日本のキャリアは含まれていません。

Apple SIMのページはこちら。

ところで、eSIMとApple SIMは別もの、ということなのでしょうか。
今回の発表ではeSIM対応としておりApple SIM対応といっていないこと、上記のようにそれぞれ別サイトが用意されていることをEngadget 日本版は指摘しています。


なお、製品情報にはiPhone XS/XS Max/XRの発売時にはeSIMが利用できないことが記載されています。

eSIMはソフトウェアアップデートにより年内に利用できるようになります。eSIMを利用するには通信サービスプランへの加入が必要です(これには通信事業者の変更とローミングに対する制限が含まれる場合があり、契約期間終了後も制限が適用されます)。通信事業者によってはeSIMに対応しない場合があります。iPhoneでのeSIMの使用は、通信事業者からの購入時に無効になっている場合があります。詳しくは通信事業者にお問い合わせください。詳細についてはsupport.apple.com/kb/HT209044をご覧ください。