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iPhone XS/XS Maxの分解レポートをiFixitが公開

本日発売された「iPhone XS」および「iPhone XS Max」をiFixitが早速分解しています。

最も興味深いのは、iPhone XSに内蔵されたバッテリーです。
iPhone Xではスペースに合わせて2つのバッテリーパックを使っていましたが、iPhone XSではL字型の単一のバッテリーを用いています。
一方、iPhone XS Maxでは、同じ形のスペースなのですが、iPhone Xと同様に2つの方形バッテリーを組み合わせています。
L字型の単一のバッテリーは、AppleにとってiPhoneのバッテリー設計の新しい時代の始まりであるとiFixitは指摘しています。

iPhone XSのバッテリー容量は10.13 Wh (2,659 mAh, 3.81 V) で、iPhone X(2716 mAh)よりも僅かに小さいです。
iPhone XS Maxはずっと大きく、12.08 Wh (3,179 mAh, 3.80 V) のバッテリーを内蔵しています。



左がiPhone XS、右がXS Max


iPhone Xと比べて、外観で唯一ともいえる変化は、底面の左側にあるアンテナラインです。これはGigabit LTEのためだという噂が紹介されています。


上からiPhone X、XS、XS Max


その他、iPhone XS MaxのTaptic Engineはより大きな振動を出すためにiPhone XSと比べてサイズが大きくなっているようです。また、iPhone XS Maxはロジックボードも大きく、一部のコネクタの配置が異なるようです。
背面カメラは広角センサーのサイズが32%拡大されています。ピクセルサイズも同様で、光の少ない環境での撮影性能が向上し、スマートHDR機能に貢献しています。そのおかげでカメラ自体が若干サイズアップしています。そのため、正確に設計されたiPhone X用の保護ケースはiPhone XSには装着できない可能性があります。

最後に、iFixitが示すiPhone XS/XS Maxの修理しやすさのスコアは、10段階中6です(数字が大きいほど修理が容易)。
良い点としては、iPhoneの設計はディスプレイおよびバッテリーの修理を考慮しており、Face IDを取りはずことなくディスプレイを交換できます。一方、悪い点もまたその設計で、前面と背面のガラスは落下時の破損の可能性を2倍にします。背面ガラスが壊れた場合、すべてのコンポーネントを取り外し、シャシー全体を交換する必要があります。

via 9to5Mac

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