iPhone XSとiPhone XS Maxの複数のユーザが、充電しようとLightningケーブルを挿し込んでも充電が開始されないという報告が出ていることを9to5Macが伝えています。
画面が消灯している状態でLightningケーブルを挿しても充電が始まらず、画面をタップして点灯していることを確認し、ケーブルを抜き差しするとようやく充電ができるようになるそうです。
なお、同様の症状はiPadやiPhone XS/XS Max以外のiPhoneでも報告されているようです。そこから、iOS12に関係するソフトウェアのバグという可能性も出ています。
同様の問題はUnboxTherapyのビデオでも確認されています。ビデオでは8台のiPhone XS/XS Maxが使われていますが、その多くはLightningケーブルが差し込まれても応答せず、画面を点灯されると充電が行われます。
通常は、iPhoneにケーブルを挿入すると、画面が点灯して充電中を示すバッテリーのマークが表示され、充電が自動的に開始されます。
しかしながら、9to5Macが「ChargeGate」と呼ぶこの症状は異なる挙動をします。画面をタップしたり、「手前に傾けてスリープ解除」をするまで充電は行われません。また、ケーブルを挿し直さないとうまくいかない場合もあるようです。
こうした問題はRedditやApple Supportフォーラムでも複数確認されているそうです。
The iPhone XS Has A Serious Problem...
ハードウェアか、ソフトウェアの問題なのかはまだわかっていません。
すべてのiPhone XS/XS Maxで起こっているわけではないので、ハードウェアに問題がある可能性もあります（しかしながら、iPhone XS/XS Max以外の旧型iPhoneやiPadでも起こっていることを踏まえると、ソフトウェアの問題かもしれません）。
なお、この問題の出ているデバイスでもワイヤレス充電では問題ないようです。
USB制限モードが原因ではないかと考えるユーザーもいるようです。
「Face ID/Touch IDとパスコード」にある「USBアクセサリ」という項目で、iPhoneがロックされてから1時間以上経過したときにUSBアクセサリを接続できるようにするのはiPhoneのロック解除が必要になります。
