発売直後の「iPhone 8 Plus」で、液晶パネルとボディが剥がれてしまう症状が相次いで報告されていましたが、その後、Appleがこの問題の調査を開始していることをThe Independentが報じています。
台湾メディアの伝えるユーザーのケースでは、充電中に、ディスプレイが剥がれてしましました。使用後5日目での出来事で、充電には純正のケーブルと充電器を用いていたそうです。
日本のユーザーの場合、すでに手元に届いた時から、iPhone8 Plusがぱっくりと2つに剥がれていました。
iPhoneが昨日より膨らんでる。
— まごころ (@Magokoro0511) September 25, 2017
Apple、早く回収しにきて！ pic.twitter.com/sRx6orgxi6
The Independentによれば、Appleはこの2件について調査を行っていることを認めましたが、この件に関するそれ以上のコメントは辞退しました。Appleは、バッテリーの膨張によって起こった問題であり、安全性では問題ないと考えているようだと伝えられています。
この問題が稀なケースであるか、より広範囲に及ぶ製造上の問題であるかはまだわかっていません。
The Independentの記事を紹介しているAppleInsiderは、先週土曜日に5店のApple StoreのApple Genius Barで調査を行ったところ、バッテリーの膨張で持ち込まれたiPhone8やiPhone8 Plusは皆無だったと伝えています。
バッテリーの問題で大きな話題となったのが昨年のSamsung Galaxy Note7です。発火や爆発を引き起こしリコールとなりましたが、Appleがこの二の舞になることは絶対に避けたいはずです。
