新しいiPad Pro（2018）の分解レポートをiFixitが公開しています。
分解されているのは、11インチ/64GBのWi-Fiモデルで、フラッシュストレージは東芝製、4GBのメモリーはMicron製、Wi-Fi / BluetoothモジュールはApple製などとなっています。
Face IDコンポーネントはiPhone Xで確認できたものと基本的には同じであるようです。
バッテリーは7812 mAh、3.77 V、29.45 Whで、旧型10.5インチモデルの30.8 Whよりも僅かに小さくなっています。
また、第2世代となった新しいApple Pencilの分解も行われています。
新型iPad Pro（2018）11インチモデルの修理し易さを示すスコアは10点満点中3点と評価されています。点数が高いほど修理が用意であるということですが、新しいiPadはやはり修理の難しい製品と判断されています。
修理の観点から、USB-Cポートがモジュールタイプでロジックボードから独立していて交換しやすい点、ホームボタンが無くなって修理が簡単になった点などが良い点として評価されています。一方、LCDと前面パネルのガラスは一体化されていることで交換は容易だが修理費用が増大するほか、バッテリーを始め接着剤が多用されていることが修理を難しくする要因となっています。
