iPhone 2019年モデルについて、 Atherton ResearchのJean Baptiste Su氏は、2019年の少なくとも1つの新モデルでUSB-Cポートを採用し、より小さくなったノッチ、そして、ディスプレイ内にTouch IDを搭載すると予測しています。
ForbesのコラムでSu氏は、2019年の新しいiPhoneについて、AppleはiPhone Xから続く現世代のデザインを刷新すると主張しています。その新モデルには、より小型化されたノッチ、ディスプレイ内に内蔵された指紋認証（Touch ID）、そして、USB-Cポートを新たに搭載するとしています。一方、次期モデルでもメモリーカードが使えるというような拡張性は乏しく、バッテリー寿命も向上せず、非常に高速な充電機能も搭載されず、カメラの画質はAndroidのフラッグシップモデルと同等ながら、より高額になるとも予想しています。
写真は次期iPhoneのイメージ
この記事を紹介しているMacRumorsは、これはSu氏から聞くことのできたAppleに関する最初の予想であり、少々懐疑的に見た方が良いとコメントしています。
その上で、今回の予想が正しいとして、次期iPhoneがどのようになるのかを考えてみると、
USB-Cについては、Appleは2018年iPad ProでついにUSB-CをiOSデバイスで初めて搭載させました。これまでAppleはiOSデバイスでUSB-Cポートを採用することなどまずないだろうと多くの人々は思っていました。今年、iPhoneでもUSB-Cを採用すると予想しているのは今回のSu氏だけでなく、たとえばDigiTimesもそうです。
LightningからUSB-Cへの変更は、2012年の30ピンDockコネクタからLightningへの切り替えに相当するはずです。ユーザーはアクセサリーや周辺機器を買い替えなくてはならず、一部では混乱も招くでしょう。
ディスプレイ内のTouch IDに関しては、かなり信じがたいとMacRumorsは否定的です。AppleはTouch IDよりもFace IDの方がよりセキュアであると主張し、iPhone Xに始まって、2018年にはiPhone XS/XS Max/XRのすべてのモデルでFace IDを採用しました。著名なアナリストMing-Chi Kuo氏はAppleが2019年に指紋認証に戻ることはないと主張していました。
小さなノッチについては、この中で最もあり得ることだとMacRumorsは指摘しています。AppleはiPhoneのデザインを進化し続ける必要があり、1㎜に満たないようなほんの僅かの大きさであっても、ノッチのサイズを縮小させる方法を見つけるはずです。
いずれにせよ2019年は始まったばかりです。今年の新モデルに関する噂はまだまだ初期の段階です。
時間が経つにつれ、Kuo氏のような有名なアナリストやリーカーから良い情報が得られるようになるはずです。
現在のところ、次期iPhoneには、トリプルレンズカメラやFace IDの改善、本体の更なる薄型化、などの噂や予想があります。
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