信頼できるAppleのアナリストMing-Chi Kuo氏は本日、新しいiPadとして10.8インチiPadおよび8.5~9インチとなるiPad miniの新モデル、そして噂のARメガネ「Apple Glasses」にフォーカスした新しい投資家向け報告を公開しました。
Kuo氏は、Appleが新型10.8インチiPadおよび8.5~9インチとなる新型iPad miniを、2020年後半および2021年前半にそれぞれ発売すると予測しています。GISはタッチパネルの主要サプライヤーとなる見込みです。iPadの2週類の新モデルは、iPhone SEの製品戦略を踏襲し、手頃な価格帯と高速チップの採用がセールスポイントになるとしています。手頃な価格帯のiPadラインナップはiPadの総出荷台数の60~70%を占めており、iPadの新モデル2機種はGISの収益に大きく貢献すると考えられています。
現行モデルを確認しておくと、低価格iPadは10.2インチ、iPad Airは10.5インチ、Pad miniは7.9インチです。Appleがより大きな本体サイズのタブレットを投入する予定なのか、あるいは本体サイズは大きく変更せずにベゼルを縮小させディスプレイ自体を大画面化するのかは明らかになっていません。
Kuo氏はAppleグラスが早ければ2022年にも発売されるとしていますが、台湾のDigiTimesも最近、AppleのARグラスは2022年までに発売される可能性があると報告しており、The Informationも2022年の発売を示唆しています。噂では、Apple初のARヘッドセットはFacebookのOculus Questに類似したデザインになりますが、布地や軽量素材を使用して長時間の装着も快適になるような洗練されたデザインになるとしています。
AppleのARグラスは高解像度ディスプレイを搭載する可能性があり、スリムで軽量に保つためにiPhoneに使われるプロセッサを搭載している可能性があります。ARグラスは新しいOSであるrOS(またはreality OS)を実行することが予想されており、Appleは操作手段としてタッチパネルや音声、ヘッドジェスチャーを検討しているようです。
新しいiPhoneやiPod touchの情報は新型iPhoneの噂カテゴリーにまとめてあります。
新しいiPadに関する情報は新型iPadの噂カテゴリーにまとめてあります。
iOS14とiPadOS14に関する情報は「iOS 14」カテゴリーにまとめてあります。