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新型MacBook AirとMacBook Pro、基本価格上昇もメモリアップグレード費用は据え置き

Appleは新型MacBook AirとMacBook Proを発表しました。メモリやストレージなどコンポーネントの最近の価格高騰がApple製品価格にどう影響しているかを示す良い機会となったとして、その詳細を9to5Macが伝えています。

新型MacBook AirとMacBook Pro

結果として、良い面と悪い面の両方を見ることができました。
MacBook AirとMacBook Proのエントリー価格は引き上げられましたが、懸念されていたメモリアップグレード価格の大幅な値上げは発生しませんでした。

詳細を見ると、新型M5 MacBook Airの価格は1099ドル(日本では184,800円)から。これは旧型M4 MacBook Airの999ドル(同164,800円)から100ドル(同20,000円)の値上げとなります。その緩和策として、標準ストレージ容量が倍増し、256GBから512GBが標準装備となりました。同等仕様での価格比較は変わらないものの、当然ながらエントリー価格は上昇し、最も安いモデルを購入したい場合のハードルも上がっています。

MacBook Proも同様の傾向です。最廉価モデルのM5 Pro 14インチMacBook Proは2199ドル(同369,800円)からとなりますが、旧型M4 Pro搭載モデルは1999ドル(同328,800円)でした。こちらもストレージが512GBから1TBに増量されているため、200ドル(同41,000円)の値上げ分はある程度相殺されます。ただし、日本での販売価格差は米国よりも大きいようです。

いずれの場合も、より容量の多いメモリ構成にアップグレードしたい購入者は、価格の高さに驚くことはないでしょう。少なくともM4世代の時よりも衝撃は少ないはずです。Appleがメモリアップグレード費用を据え置いたためです。14インチモデルで24GBから48GBへのアップグレード費用は400ドル(同60,000円)で、前世代と変わりません。

同様に、48GBから64GBへのアップグレードは200ドル(同30,000円)追加、128GBへのアップグレードは1000ドル(同150,000円)追加となります。これらのメモリオプションは上位CPU構成でのみ利用可能です。これはM4 Proシリーズと全く同じ価格体系です。

同時にAppleは、2025年10月に発売されたM5 MacBook Proでも同様の調整を行っています。1499ドル(同248,800円)で販売されていたベースモデルであるM5 MacBook Pro 512GBモデルは廃止され、代わりに1699ドル(同279,800円)の1TBモデルがベースモデルとなっています。価格差は200ドル(同31,000円)です。

全体として、MacBook価格が急騰するという懸念は現実にはなっていません。現行のベースモデルは100~200ドル高くなりましたが、元々ストレージアップグレードを予定していた場合は実質的な価格差は相殺されます。またメモリアップグレードの費用は従来と変わりません。

おそらく、Appleが当初設定していたメモリ価格が異常に高かったことが功を奏していると9to5Macは指摘。最近の部品コスト上昇にもかかわらず、Appleにはこれらの追加コストを吸収する十分なマージンが残っているのです。市場全体が過去1年で2~3倍の値上げを余儀なくされる中、Appleは価格を据え置いているのですから、現在の視点から見るとAppleのメモリ価格はむしろ妥当に見えます。

Source: 9to5Mac