Appleが開発を進めている折りたたみiPhoneは、ヒンジ部品の価格が大幅に低下したことにより、従来予想されていたよりも製造コストが低くなる可能性があるAppleのサプライチェーンアナリストMing-Chi Kuo氏が報告しています。

Kuo氏の最新レポートによると、Appleの折りたたみiPhone向けに設計されたヒンジの平均販売価格(ASP)は量産開始時に約70~80ドルとなる見込みで、市場予想の100~120ドル以上を大幅に下回ります。コスト低下の要因は材料費の削減ではなく、「組立設計の最適化」とFoxconnの生産規模拡大への影響力にあるとKuo氏は分析しています。
ヒンジ価格の予想下落はAppleに大きな利益をもたらす可能性があります。折りたたみスマートフォンの製造コストは非常に高く、複雑なヒンジ設計が機械的・財務的課題を増大させています。予想より20~40ドル安いヒンジ平均販売価格は、Appleの利益率向上や、SamsungやHuaweiといった先行する競合他社との競争に向けた積極的な価格設定を可能にすると期待されています。
Kuo氏はまた、Appleで最も急成長している製造パートナーの一つであるLuxshare-ICTが、2027年以降に追加のヒンジ供給元となる可能性を示唆しています。競争がさらに激化すれば、ヒンジコストはさらに低下する可能性があります。
Apple初の折りたたみiPhoneは、iPhone Air 2、iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Maxと共に、2026年秋に発売される見込みです。
Source: MacRumors