iPhone SE第4世代にDynamic Island搭載を示すリーク写真公開

Appleは今春、第4世代となる新型iPhone SEを発売すると広く予想されていますが、定評あるリーカーEvan Blass氏は、新モデルと思われる何らかのコードや写真を公開しています。

新しいiPhoneのイメージ（今回のリーク情報とは直接関係ありません。あくまでイメージです）

それによると、名称は「iPhone SE 4th generation」となり、日本語表記では「iPhone SE（第4世代）」となりそうです。ただし、コードの名称はプレースホルダの可能性もあり、まだ確定とはいえません。

Blass氏はまた、新型iPhone SEの本体とされる画像も公開しており、このデバイスにはノッチの代わりにDynamic Islandが搭載されるとしています。Dynamic Islandは、iPhone 14 Proシリーズ2モデル、iPhone 15シリーズ全4モデル、iPhone 16シリーズ全4モデルに搭載されています。

Blass氏の公開した画像には、各デバイスでのFaceTime通話が示されているようです。
かろうじて判別できるのですが、iPhone SEはノッチではなく、Dynamic Islandがあるように見えます。Blass氏は「Dynamic Islandを強調するためにデバイスを色補正した」と書いています。

新型iPhone SE、iPad Air 11＆13インチ、iPad 11とされるデバイスの画像：Evan Blass氏

新型iPhone SEは、ベースとなるiPhone 14と同様のデザインになると言われていました。噂されている機能としては、6.1インチのOLEDディスプレイ、Face ID、USB-Cポート、48MPのシングルリアカメラ、Apple Intelligenceに対応するための、より新しいAシリーズチップと8GBに増量されたメモリ、そしてAppleが初めて設計した5Gモデムなどが挙げられます。

もしiPhone SE 4にDynamic Islandが搭載されるとすれば、より高価なiPhone 16との区別はさらに難しくなりそうです。そのどちらも、同じA18チップ、8GBのメモリ、Apple Intelligenceのサポート、USB-Cポート、そしておそらく同じ48MPのメインカメラを搭載すると予想されており、両者の目立った違いはiPhone 16だけに搭載される超広角カメラだけになるかもしれません。そうであれば、Appleは新モデルをiPhone SEではなく「iPhone 16E」などと呼び、iPhone 16シリーズの下位モデルとして位置づけるかもしれません。

AppleのサプライチェーンアナリストMing-Chi Kuo氏によると、iPhone SE 4は2025年の第1・第2四半期の境目あたりで発売される可能性があり、これまでの3つのiPhone SEモデルと同様に、3月か4月に発売される可能性が高いです。

Blass氏は同時に、11インチ＆13インチの新型iPad Air、iPad第11世代の新情報も伝えています。詳細は別記事をご覧ください。

Source: Evan Blass on X / Twitter via MacRumors, 9to5Mac

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