「iPhone 14 Plus」も予想以上に売れていない　Appleは今月中にも在庫や部品発注を減らす可能性

「iPhone 14 Plus」の発売からまもなく1週間が経とうとしていますが、iPhone 14とiPhone 14 Plusの売上が予想外に低く、Appleは早ければ今月中にこれらデバイスの在庫や部品の発注を積極的に減らす可能性が示唆されています。

DigiTimesによると、iPhone 14とiPhone 14 Plusの売上は、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxへの「熱狂的な」反応によってかなり影が薄くなっているようです。DigiTimesに語った情報筋によると、今年のiPhoneのProモデルと標準モデルの販売実績には差があるものの、iPhone 14モデルの総出荷台数は2021年後半のiPhone 13のラインナップとほぼ同じになる可能性が高いそうです。

iPhone14の発売直後、AppleアナリストMing-Chi Kuo氏は、この2モデルの需要は「冴えない」とし、iPhone SE第3世代やiPhone 13 miniよりも予約結果が悪いと指摘していました。ディスプレイアナリストRoss Young氏によると、iPhone 14のパネル受注は昨年同時期のiPhone 13に対して38％減少しており、リセール市場ではiPhone 14とiPhone 14 Plusは昨年のiPhone 13 miniとiPhone 13の2倍の速度で価値を失っているとしています。

一方、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxは引き続き高い需要があると伝えられています。Appleは、標準モデルから生産をシフトして、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxのデバイスをより多く生産するとみられています。

売れていないとなると、携帯電話会社各社は早々に価格を下げて販売することへの期待も高まります。
たとえば、iPhone13やiPhone13miniは現在分割1円から販売されています（関連記事）が、iPhone14と14Plusも同じような道をたどるかもしれません。

Source: MacRumors

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