Appleは日本時間7月28日、「iOS 16」「iPadOS 16」「watchOS 9」「tvOS 16」「macOS 13」の4番目のベータ版を開発者向けにリリースしました。
パブリックベータ版はまだのようです。
追記7月29日:watchOS 9 beta 4が利用可能に。記事初出時は28日公開としていましたが誤りです。お詫びして訂正いたします。
追記7月29日:パブリックベータ版が利用可能に。

新たにリリースされたバージョン
- iOS 16 beta 4 (20A5328h)
- iPadOS 16 beta 4 (20A5328h)
- macOS 13 beta 4 (22A5311f)
- tvOS 16 beta 4 (20J5344f)
- Xcode 14 beta 4 (14A5284g)
- watchOS 9 beta 4 (20R5332g) 【NEW】
今回確認された新機能や変更点
MacRumorsがまとめたところによると、次のような複数の新機能や変更箇所が確認されています。
iMessageの編集/取り消し機能

編集されたメッセージの下にある小さな「編集済み」ラベルをタップすると、メッセージのオリジナルバージョンと過去の編集を確認できるようになっています。iMessageは合計5回までしか編集できなくなっているようです。
iMessageを編集できる時間は15分となっていますが、送信を取り消せる時間は配信後2分に短縮されています。
Live Activities API

AppleはActivityKitをベータ版として公開し、開発者はiOS 16のベータ版でアプリのロック画面上でのLive Activities機能のテストを開始できるようになりました。現在のところ、この機能を実装したアプリはTestFlight経由でのみ利用可能です。
Live Activitiesは、ロック画面上でリアルタイムに確認できる情報を提供できるようになります。例えば、スポーツアプリでユーザーが試合中のLive Activityを開始できるようになり、試合に関する最新の情報をロック画面で確認できるようになります。
Appleによると、Live ActivityはiOS 16の最初の一般公開バージョンには含まれず、今年後半のアップデートで有効になる予定です。おそらくはiOS 16.1あたりでしょうか。
ホーム画面に新しい壁紙

iOS 16 Beta4では、既存の壁紙に加え、ホームアプリで選べる新しい「Wildflowers(ワイルドフラワー)」と「Architectural(建築)」の壁紙が追加されています。
新たに追加された壁紙は9to5Macからダウンロード可能です。
メールの送信取り消し機能

iOS 16 Beta4のメールアプリで、メールの送信取り消し機能に変更が加えられています。Beta3まではメールの送信取り消しの制限時間は10秒でしたが、Beta4では、10秒、20秒、30秒の選択肢がユーザーに提供されています。
ロック画面の通知設定

設定にあるロック画面の通知オプション表示に変更が加えられています。iOS 16 Beta4では、Appleはロック画面の通知の表示方法で、Count(件数)、Stack(スタック)、List(リスト)の各オプションを視覚化した画像が新たに追加されています。
ロック画面のカスタマイズ

ロック画面をカスタマイズする際のインターフェイスが更新され、その下部に、カラー、グラデーション、写真などのオプションが追加されています。
ロック画面のミュージックプレーヤー

ロック画面のミュージックプレーヤーの表示が変更されています。
CarPlayに新しい壁紙
iOS 16.0 Beta 4 (20A5328h) changes 🧵: New CarPlay Wallpaper options: pic.twitter.com/O2za3yu6Vt
— Steve Moser (@SteveMoser) July 27, 2022
iOS 16の壁紙の静止画バージョンがCarPlay用にも提供され、マルチカラー、ブルー、グレーから選択できるようになりました。
その他の変更点
リリースノートによると、iOS 16 beta 4で数多くのバグ修正が行われています。
また、ロック画面のカスタマイズ時に表示される「ウィジェットを追加」でウィジェットの配置場所を示すようになっているそうです。
ほかにもあれば随時追記します。
これまでに確認されている新機能
これまでの最新のベータ版はBeta3でした。
- iOS 16/iPadOS 16/watchOS 9/tvOS 16/macOS 13 Beta 3
- iOS 16/iPadOS 16/watchOS 9/tvOS 16/macOS 13 Beta 2
iOS16/iPadOS16/macOS13/watchOS9については次をご覧ください。
パブリックベータについて
ユーザーは、Appleの用意する次のサイトからパブリックベータに登録できます。
Apple Beta Software Programに参加するには、無料のメンバー登録が必要です。
有効なApple IDを所有し、登録時にApple Beta Software Program契約に同意することで、だれでも参加できます。
続いて、使用しているデバイスを登録してパブリックベータにアクセスし、最新機能を試すことができます。「フィードバックアシスタント」Appを使ってAppleに直接フィードバックを送信することでもできます。
パブリックベータは現在、iOS15、iPadOS15、tvOS15、watchOS8、macOS Monterey 12でそれぞれ利用可能です。
Source:iOS & iPadOS Release Notes, macOS Release Notes, News - Apple Developer
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