iPhone14 Pro、背面カメラの大型化に伴い筐体デザインも変更か

Appleが今年後半の発売に向けて準備を進めている新型「iPhone 14」シリーズについて。
そのハイエンドモデルである「iPhone 14 Pro」は、大型化したリアカメラ部分に合わせて、本体の角がさらに大きく丸くなる可能性が出てきたことをMacRumorsが伝えています。

Mac Studio、Studio Display、噂の複合現実型ヘッドセットなど、リーク情報をもとに次期Appleデバイスのレンダリングを制作することで知られるIan Zelbo氏は、iPhone 14 Proの筐体がより大きな半径を持つコーナーを採用する可能性が高いとみています。
CADレンダリングと寸法、図面、アクセサリーの生産金型の写真や、追加情報を参照することで、iPhone 14 Proの角はiPhone 13 Proと比較して、より丸みを帯びた半径を持つことが明らかになりました。
一方、iPhone 14 Pro Maxは、iPhone 13 Pro Maxとほぼ同じ半径のようです。

Appleは、リアカメラ部分に変更にともない、iPhone 14 Proの角の半径を変更せざるを得なかったのかもしれません。というのも、iPhone 14 Proは、57％大きいセンサーを搭載した新しい48MPカメラシステムを容易にするために、より大きなリアカメラアレイを搭載すると予想されています。

実は、iPhone 12からiPhone13にかけて、ほとんど同じように見えて、今回話題となっている本体の角のデザインがリアカメラの形状によって結構変化していました。たとえば、iPhone 12 Pro MaxとiPhone 13 Pro Maxのはわずかでしたが、iPhone 12 ProとiPhone 13 Proの差は大きくありました。

今年もカメラ部分のサイズが大きくなったことで、iPhone 14 Proではカメラ台座、レンズ、ステンレスフレーム自体の角の曲線の不一致が激しくなり、Appleがデザインを修正したと考えられます。Zelbo氏によると、新しく大きくなった角の半径は、まだリアカメラアレイの角と完全に一致しませんが、かなり近くなっているそうです。

iPhone 14 Proは、前面も大きな変更が施され、ノッチの代わりにセンターピルとホールパンチ型の前面TrueDepthカメラアレイが搭載されると予想されています。同時に、ディスプレイ周囲のベゼルが20％薄くなるとも噂されています。

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