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次世代Appleシリコン「M2」チップが量産開始、新型MacBookシリーズが今年後半に:日経報道

Appleが設計した次世代Mac用プロセッサの大量生産が今月より開始され、今年後半に発売予定の新型MacBookモデルに搭載するために、早ければ7月にも出荷が開始される見込みです。

Nikkei Asiaが報じているもので、いわゆる「M2」チップとして知られている次世代Mac用プロセッサがすでに量産を開始しており、今年後半出荷予定の次世代MacBook(おそらくはより高性能なProシリーズ)に搭載される見込みです。

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Apple M2チップのイメージ


Appleシリコンの最新のラインナップは、現行と同様に、いわゆるSystem-on-a-Chip(SoC)で、中央処理装置、グラフィック処理装置、人工知能アクセラレータを1つのチップに統合したものです。
情報筋によると、このチップセットは最終的にはMacBook以外のMacやAppleデバイスにも採用されます。

この新しいチップセットは、アップルの主要サプライヤーであり、世界最大の受託チップメーカーであるTaiwan Semiconductor Manufacturing Co (TSMC) が、5nm Plus(N5P)と呼ばれる最新の半導体製造技術を用いて製造しています。このような高度なチップセットの製造には、少なくとも3ヵ月を要します。

今回の量産開始は、AppleがM1を採用したiMacとiPad Proの新モデルを発表したことに伴うものだそうです。Appleによると、M1はIntel製チップセットを搭載したiMacと比較して、CPU性能は最大85%、グラフィックス性能は2倍の速度を実現します。

IDCのアナリストJoey Yen氏は、Appleが最終的に自社コンピュータ製品に自社チップのみを使用することは、もはや不可逆的だとみています。
Appleは2020年末に初めてM1を搭載したMacBook Pro、MacBook Air、Mac miniを発売しました。Appleは2020年6月のWWDCで自社製品のIntelチップセットから自社チップセットへの完全移行には2年かかると表明していました。

via MacRumors

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