Appleが今秋発売する見込みの「iPhone 13」シリーズについて、AppleアナリストMing-Chi Kuo氏の最新リサーチノートからMacRumorsが伝えています。
Kuo氏によると、iPhone 13 mini、iPhone 13、iPhone 13 Proには、iPhone 12シリーズと同じ、ƒ/1.6の絞り値を持つ7枚構成レンズが搭載されます。最も大きなiPhone 13 Pro Maxには、iPhone 12 Pro Maxのƒ/1.6と比べてわずかに増加した、ƒ/1.5の広角レンズが搭載されます。
7Pの広角レンズの新たなサプライヤーとしてSunny Opticalが挙げられており、Kuo氏は早ければ5月にもカメラシステムの量産が開始されると述べています。
Kuo氏によると、2021年のiPhoneは広角レンズが大きく変わることはなさそうですが、超広角レンズに関する噂を確認しておくと、Barclaysのアナリストは、iPhone 13シリーズの4モデルすべてにƒ/1.8の絞り値を持つ、アップグレードされた超広角レンズが搭載されると予測しています。現行のiPhone 12シリーズはƒ/2.4です。
カメラレンズ以外では、ディスプレイアナリストRoss Young氏がiPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxの両方で、カメラセンサーのサイズが大きくなると予測しています。
Young氏は、3つのカメラのうち、どのカメラのセンサーが大きくなるかについては述べていませんが、センサーが大きくなれば、それだけ画素数も大きくなります。センサーが大きくなることでより多くの光を集めることが可能となり、画質を向上させることができます。
Kuo氏は今月始め、iPhone 13シリーズの全ラインアップに、より小さなノッチとより大きなバッテリーを搭載する計画であると報告しました。
また、ハイエンドモデルのProおよびPro Maxには、ProMotion 120Hzディスプレイが搭載されるとしています。
Kuo氏はそれ以外にも、iPhone 12 Pro Maxに搭載されているセンサーシフト光学式手ブレ補正がiPhone 13の全ラインナップに拡大するとも述べています。
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