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新型iPhone13/12s、Face IDに加えて画面内蔵型Touch IDを搭載か:WSJ

Appleは今年後半に発売する「iPhone 13」あるいは「iPhone 12S」で、Face IDを補完する第2の生体認証としてディスプレイ内蔵の指紋認証機能を搭載するといわれています。

The Wall Street JournalのJoanna Stern氏は、最新の画面内指紋認証機能を内蔵したSamsung Galaxy S21のレビューの中で、次世代iPhoneにも同様の機能が搭載されることを示唆しています。

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画面内蔵タイプのTouch IDのイメージ


Stern氏によると、Galaxy S21の指紋認証センサーはQualcommの最新型となる第2世代の超音波指紋センサーを搭載し、Galaxy S10やS20など旧モデルと比べて非常に高速で高性能になっています。
Qualcommは、Appleが同社の超音波技術の顧客であるかどうかについて、コメントを辞退しています。

Stern氏によると、AppleのTouch ID開発に携わっていたAppleの元社員は、同社が画面内における指紋読み取りのために光学式センサーを使っていたと話しました。元社員は光学式センサーは超音波よりも信頼性が高いと述べていたそうです。
Appleは早くも2014年に様々な関連特許を出願しており、最近の特許では、画面のどこに置いても指紋が認識されるというものがありました。


MacRumorsによると、光学式のディスプレイ内蔵指紋センサーは2D画像を使用しているため比較的容易に偽造できるようです。一方、超音波指紋センサーは新しい技術であり、指紋の3Dマップを作成するため簡単には偽造できずより安全なソリューションであり、指が濡れているときでもうまく機能します。しかしながら、光学式よりもはるかに高価です。
AppleがiPhone、iPad、Macで採用しているTouch IDは静電容量式です。静電容量式センサーは、一連の小さなコンデンサを使用して指紋データマップを作成しますが、画像ではないためより偽造しにくくなります。

Stern氏によると、元従業員は、Appleがどのようなソリューションであれ、現在もiPhone SEやiPad、MacBookで使用されているTouch IDのセキュリティ基準を満たさなければならないと強調しており、現行よりもセキュリティが低くなる機能をAppleが採用するわけはありません。
AppleアナリストMing-Chi Kuo氏は、Appleが超音波技術を採用すると考えています。

いずれにせよ、AppleがTouch IDを再び採用することはユーザーにとって大きなメリットになります。
マスクを常用することが強制される、現在のコロナ禍において、顔認証の不便さはこの上ないものです。


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