これからiPhone12を買おうと思っている方は注意が必要かもしれません。
Appleは「iPhone 12」向けとなる電源管理半導体の不足に直面しているとBloombergは報じています。
事情に詳しい複数の関係者の話として伝えられているもので、年末ホリデーシーズンの需要に対応できなくなる恐れもありそうです。
Appleにとって最大の繁忙期である今四半期に、どの程度までiPhoneの供給が制限されるかは不透明です。
ただ、サプライヤーはAppleとiPhone12を他の顧客よりも優先する可能性が高いとみられています。
不足の主な原因は、さまざまな製品向けの半導体需要の増加や新型コロナウイルスによるサプライチェーンの混乱があるとみられています。
混乱は今後2四半期にわたって続くと関係者は予測しています。
カメラ機能や5G機能を踏まえると、iPhone 12の電源管理は、以前モデルよりも重要となっており、こうしたコンポーネントに対するAppleのニーズが高まっています。
AppleのTim Cook CEOは、アナリストとの最近の電話会議で、iPhone 12、Mac、iPad、Apple Watchの一部モデルの供給上の制約について警告しました。ただ、具体的に電源管理半導体には言及していませんでした。
Cook氏は、Appleは生産を増やし始めたばかりなのでiPhoneの供給問題は「驚くことではない」とし、供給制約がどのくらい続くか「予測するのは難しい」としました。Appleの広報担当者はコメントを控えています
Source:Bloomberg
iPhone 12とiPhone 12 Proは10月23日(金)に発売されました。
iPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxは11月6日(金)午後10時より予約注文が開始され、11月13日(金)に発売されます。
HomePod miniは11月6日(金)午後10時より予約注文が開始され、16日の週に発売予定です。
iPhone12シリーズは、Apple公式サイトのほかビックカメラなど一部の家電量販店でも購入可能です。
ドコモ・au・ソフトバンクの各キャリア版のほかにもSIMフリーモデルも購入できます。