Appleが今秋発売予定の「iPhone 12」シリーズについて、大きな動きがありました。
フラッグシップモデル「iPhone 12 Pro Max」の実機に近いPVT(製品検証テスト)モデルの写真がリークされ、そのスクリーンショットやハンズオン動画もリーカーらによって公開されています。
下の写真は著名なリーカーのJon Prosser氏によるもので、PVTモデルで外観が見えないように「ステルス」ケースに収められている模様。
また、ベゼルはより狭くなり、ディスプレイは少し大きくなり、ノッチはわずかですが小さく「見える」ようです(見た目だけ小さいということでサイズ自体は同じということか)。
同様に、Prosser氏によって共有された「設定」のスクリーンショットは、6.7インチのiPhoneのPVTモデルからのものであるとされています。設定には「LiDAR」のトグルがあり、「ビデオとナイトモードのためのアシストオートフォーカスと被写体検出」の「LiDAR」を有効・無効に設定できます。
また、「Enable High Refresh Rate」と「Enable Adaptive Refresh Rate」のオプションもあり、「画面に表示されているコンテンツに応じてリフレッシュレートを120Hzから60Hzに変更する」という設定になっています。
一部のiPhone 12モデルに120HzのProMotionディスプレイ技術が搭載されるかどうかについては様々な噂が飛び交っているのが現状です。
Prosser氏は、6.7インチのPVTモデルには120Hzディスプレイを備えているものと備えていないものがあると主張しており、設定のスクリーンショットには両方の存在が言及されているとしています。
噂によると、iPhone 12 Proモデルには2020 iPad Proモデルに追加されたようなLiDARスキャナーが搭載され、これらが今年のハイエンドiPhoneに限定される可能性が高い機能となります。
Prosser氏によるこれらのスクリーンショットは、懐疑的な見方をする必要があります。スクリーンショットには、Appleが使用していないスペル、大文字、言い回しなど、いくつかの疑わしい表現があります。たとえば、あるスクリーンショットでは英国の「behaviour/動作」のスペルが使用されていたり、Hzは適切に大文字になっていません。「Zoom Capabilities/ズーム機能」は別のスクリーンショットでスペルミスがあり、Appleが「Slo Mo」と呼んでいるにもかかわらず「Slow Mo」を参照しているといった具合です。
EverythingAppleProはまた、Prosser氏と同様に、iPhone 12 Pro Maxのテストデバイスとそのスクリーンショットを共有しています。
EverythingAppleProによれば、実物のiPhone 12 Pro Max (PVT)の全面ノッチ付近を120Hzの設定で撮影しているそうです。
ここで左上の表示に注目。時刻表示に「AM」と表示されていますが、これは6.7インチと大きくなった画面により表示スペースに余裕ができたことを示しているそうです。また、右上のバッテリーアイコンも新しくなっているとか。
Actual iPhone 12 Pro Max (PVT) notch shot with 120Hz settings. Same notch size, slightly more room for 'AM/PM' badge because of 6.7-in screen, battery icon is a bit different. Thanks to @MaxWinebach pic.twitter.com/Hq7yBNnXUV
— EverythingApplePro (@EveryApplePro) August 25, 2020
EverythingAppleProはまた、6.7インチの「iPhone」の解像度は2788 x 1284ピクセル、458 PPIであり、20W電源アダプターは同梱されず別売となっていることを示唆する画像を共有しています。
🤫 @MaxWinebach pic.twitter.com/1Kr6ERhGPz
— EverythingApplePro (@EveryApplePro) August 25, 2020
Prosser氏はYoutubeで今回の情報を含む新たなビデオを公開。上記スクリーンショットやデバイスのハンズオンを含む説明がなされています。
iPhone 12 Proの詳細として、
- True Depthの配列は同じサイズ
- ベゼルは目に見えて薄くなる
- ディスプレイを少し大きくすることで、ノッチを小さく「見える」ように
- Face IDはより広い角度から機能し、フラットなテーブルの上でも認証可能に
- 本体側面はフラットだが、ガラスはわずかにカーブしたデザイン
- 背面カメラモジュールは10%大きく
を挙げています。
Source:Jon Prosser / Twitter, MacRumors
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