Appleが今秋発売予定のiPhone12シリーズについて、120Hzディスプレイのサプライチェーンの問題で「iPhone 12 Pro」の発売を遅らせるかもしれない、あるいは、120Hz機能を完全にキャンセルするかもしれないという可能性が出ています。
ディスプレイアナリストRoss Young氏は、「Appleは120Hz Proパネルは確保したが、120HzのドライバICは確保できないと聞いている」とツイート。Appleとしては、120HzのドライバICを待って発売を大幅に遅らせるか、待たずに60Hzで発売するかになると指摘。Young氏はAppleが60Hzで発売すると聞いているそうです。
Hearing that Apple can get 120Hz Pro panels, but not 120Hz driver ICs. So they will either have to come up with a fix which will be difficult, wait for 120Hz driver ICs and delay the launch possibly significantly or launch with 60Hz. We are hearing they will launch with 60Hz.
— Ross Young (@DSCCRoss) August 24, 2020
Young氏は「iPhone 12 Pro」が直面している後期ディスプレイの問題は、120Hzがデバイスの当初の計画に含まれていなかったと推測しています。しかしながら、120Hzディスプレイの出荷準備が整うまで、アップルがiPhone 12 Proの発売日を延期する可能性を提案しています。問題は単純ではないとYoung氏は指摘。
一方、リーカーJon Prosser (@jon_prosser) 氏は、AppleはまだiPhone 12 Proの120Hz ProMotionをテストしていると動画で主張し、Young氏の情報を裏付ける形となっています。「120Hz は iPhone 12 Pro Max の設定を手動で切り替えるだけで、問題なく動作する」とProsser氏。
Appleは今年4つの新しいiPhoneを発売する見込みですが、そのうちハイエンドモデルとなるのは6.1インチのiPhone 12 Proと6.7インチのiPhone 12 Pro Maxの2モデルです。
ProMotionディスプレイはこれまでのところiPad Proだけに採用されていますが、新iPhoneでも採用されるという噂が以前より出ていました。
iPad Proで採用されているProMotionディスプレイは、最大120Hzのリフレッシュレートにより、流れるようなスクロールの操作性、さらに素早い反応、これまで以上にスムーズな動画コンテンツの視聴などを実現。Apple Pencilの反応も更に向上しています。
Source:MacRumors
新しいiPhoneやiPod touchの情報は新型iPhoneの噂カテゴリーにまとめてあります。
新しいiPadに関する情報は新型iPadの噂カテゴリーにまとめてあります。
iOS14とiPadOS14に関する情報は「iOS 14」カテゴリーにまとめてあります。