Appleは6月27日（現地時間）、Jony Ive（ジョナサン・アイブ）氏が、今年後半にAppleを退社ことを発表しました。
Ive氏は、独立したデザイン会社を設立し、Appleを主要顧客の1つとする計画です。個人的なプロジェクトを追求している一方で、今後もAppleとの密接にかかわることになるようです。
AppleのCEO Tim Cookは「Jonyは、デザインの世界で並外れた才能を持つ人物であり、1998年の革新的なiMacからiPhone、そして、これまでにないほどのエネルギーと関心を払ってきた前例のない野心的なApple Parkまで、Appleの復活における彼の役割はどれほど強調してもしきれることはありません」 述べました。
そして、「Appleは今後も独占的なプロジェクトでJonyと直接仕事をすることで、そして彼が築いてきた華麗で情熱的なデザインチームの継続的な仕事を通じて、彼の才能から恩恵を受け続けるでしょう。密接に協力してきた長い時を経て、私たちの関係が今後も発展し続けていることを嬉しく思います。そして、将来に向けてこれからも彼と一緒に仕事をすることを楽しみにしています」と語りました。
今後は、デザインチームのリーダーである、インダストリアルデザイン担当副社長のEvans Hankey氏と、ヒューマンインタフェースデザイン担当副社長のAlan Dye氏が、Appleの最高執行責任者であるJeff Williams氏の直属となります。
Ive氏の立ち上げる新会社の名称は「LoveFrom」となるとか。
その会社名はSteve Jobs氏の語った言葉に由来するそうです。
更新：Cook CEOの言葉、Ive氏の新会社について追記しました。
Source：Apple, ITmedia NEWS
