Appleは「iPhone 3G」と「iPhone 3GS」を含む複数のApple製品のハードウェアサポートを6月9日で終了することが判明しました。
サポートが終了すると、Appleの修理サービスを受けられなくなり、Appleから部品を入手できなくなります。
9to5MacがAppleの内部文書をもとに伝えています。
新たにサポートの終了するのは次の製品です。
iPhone (Obsolete in AP/CN/EU/JP/LA and Apple Retail stores, vintage in U.S.)
- iPhone 3G
- iPhone 3G (China)
- iPhone 3GS
- iPhone 3GS (China)
iPhone (Obsolete in AP/CN/EU/JP/LA/U.S. and Apple Retail stores)
- Original iPhone
Macs (Obsolete in AP/CN/EU/JP/LA/U.S. and Apple Retail stores)
- MacBook Pro (17-inch, Mid-2009)
- iMac (20-inch, Mid 2007)
- iMac (24-inch, Mid 2007)
- MacBook Pro (15-inch, 2.4/2.2GHZ)
- MacBook Pro (17-inch, 2.4GHZ)
Other:
- AirPort Express Base Station
- Xserve (Late 2006)
- Xserve RAID (SFP, Late 2004)
ここで、Appleは「Obsolete」(オブソリート)と「vintage」(ビンテージ)という用語を使い製品を区別しています。「Obsolete」は時代遅れの、廃れた、旧式の、という意味です。
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まず、ビンテージとは「製造中止から 5 年以上 7 年未満の製品」であり、トルコや米カリフォルニアで購入した製品を除きハードウェアサービスが終了している製品を指します。
次に、オブソリートとは「製造中止から 7 年以上が経過した製品」であり、すべての製品のハードウェアサービスが終了しています。
日本では5年以上経過した製品はすべてサポートが終了すると考えてよさそうです。
Appleサポートページには次のような記載があります。
iPad、iPhone、iPod、Mac 製品をお持ちのお客様は、製品の製造中止後 5 年間 (法で定められている場合はそれ以上) は Apple や Apple サービスプロバイダから修理サービスや部品を入手できます。
ビンテージ製品とオブソリート製品 - Apple サポート
今回判明したiPhone 3G/3GSを含む上記製品が今後上記サポートページの製品リストに追加されることになります。
なお「Original iPhone」(初代iPhone)は2013年にビンテージ製品となりましたが、今回ビンテージからオブソリート製品に移行します。上記の説明を踏まえれば、ビンテージ落ちの時点で日本ではすでにサポートが終了しているはずです(初代は日本で販売されなかったと思うので、カリフォルニアで購入していれば6月9日まではサポートされます)。
iPhone 3Gは2008年(中国では2009年)、iPhone 3GSは2009年に発売されました。
その他、MacBook Pro (17-inch, Mid-2009)もリストの中では比較的新しい製品です。発売時の近いMacBook Pro (17-inch, Early 2009)はすでにオブソリート製品に入っています。
今年2009年発売のiPhone 3GSまでが含まれるの出れば、来年以降、その翌年に発売されたiPhone 4もサポート終了製品に仲間入りすることになるでしょう。
もし今回判明したリストにあるApple製品を所有し修理したいと考えているならば、早めに行動した方が良さそうです。
Source:9to5Mac
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