「Surface Pro 3」のバッテリー駆動時間は、「Surface Pro 2」よりも明らかに長く、「Surface 2」や「Surface」にも肩を並べることがテスト結果から判明しました。
Ars Technicaの実施したバッテリーライフのテスト結果が下のグラフです。Wi-Fi接続でのWebブラウジングによるバッテリー駆動時間を示しています。テストは、Surface Pro3、Surface Pro2、Surface Pro、Surface2、Surface、Dell Venue 8 Pro、iPad Airの各デバイスにおける同一環境下でのバッテリー駆動時間を見比べることができます。
（バッテリー駆動時間テスト：Wi-Fiブラウジング）
Surface Pro3のテスト結果は8時間45分。一方、Surface Pro2は7時間32分であり、約15％のバッテリー駆動時間の向上が見られました。ちなみに第一世代Surface Proは4時間35分であり、実に2倍近い駆動時間延長となっています。
Windows RTデバイスであるSurface2やSurfaceはかなり良いバッテリーライフを持つデバイスとして知られています。今回のテストではSurface2が約9時間、Surfaceが8時間52分という結果でしたが、Surface Pro3はこれらSurfaceにも比肩するような結果となりました。
もちろん、上には上が存在します。iPad Airは10時間34分、Dell Venue8 Proはほぼ11時間という結果でした。
MicrosoftはSurface Pro3のバッテリー駆動時間を約9時間としていますが、今回のテストにより、それがほぼ正しいことが確認できました。
なお、今回テストされたSurface Pro3は、米国で6月に発売されるCore i5モデルです。MicrosoftはCore i7およびCore i3モデルも用意していますが発売は8月になります。現在のところ、海外レビューを含めてテストされているのはCore i5モデルだけです。
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