次期「iPhone 6」の価格を100ドル値上げするためにAppleは携帯電話会社と交渉しているという情報が出ています。
写真はiPhone6のイメージ
StreetInsider（via Mac Rumors）によれば、Jefferiesのアナリスト Peter Misek氏は、AppleがiPhone6の販売価格を100ドル上げるように携帯電話会社と交渉していると主張しています。
交渉の背景には、iPhone6が今年最も話題となるハイエンド製品であること、携帯電話会社が契約者を手放さないためにiPhoneが必要不可欠であることなどが挙げられています。Appleの思惑通りにしなければ、キャリアは契約者を失う可能性があります。
こうしたMisek氏の主張に対して、9to5Macは否定的な見方をしています。確かにiPhoneには驚異的な市場支配力があるが、過去にAppleの行ってきたことがみてiPhoneを値上げすることは信じがたいといいます。実際、最近いわれてきたことは、AppleはiPhoneの価格を下げる必要性があることでした。iPhoneの価格を上げることはiPhone Unlocked（SIMフリー）のセールスに影響を及ぼすというStreetInsiderの指摘に9to5Macも同意しています。
iPhone6は、4.7インチと5.5インチ（あるいは5.7インチ）の2モデルが発売されるといわれています。現在のiPhone5s（4インチ）と比べて2つとも大きくなり、それとともに5sよりも高い価格になる可能性はあります。しかし、Appleがこの数年設定し続けてきた99ドル/199ドルの価格（現在iPhone5cが99ドル、iPhone5sが199ドルから販売）が変更されることは考え難いと9to5Macは主張しています。
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Apple、iPhone6価格を100ドル値上げのため携帯電話会社と交渉中〜アナリスト
